ルノー クリオ 新型を欧州で発表、アライアンス強化戦略の中心に[詳細画像]

エクステリアはよりダイナミックなデザインに

インテリアは質感の向上を追求

クラス最大級の9.3インチ縦型マルチメディアモニターを装備

ルノー・クリオ(日本名:ルーテシアに相当) 新型
ルノー・クリオ(日本名:ルーテシアに相当) 新型全 20 枚

ルノー(Renault)は1月29日、新型『クリオ』(日本名:『ルーテシア』に相当)を欧州で発表した。

画像:ルノー・クリオ 新型

従来モデルは4世代目で、2012年秋にフランスで開催されたパリモーターショー2012でワールドプレミアされた。新型はおよそ6年半ぶりのモデルチェンジを受けて、5世代目モデルとしてデビューする。

クリオは1990年の初代発売以来、全世界で累計約1500万台を販売しており、ルノーグループの最量販モデルだ。また2013年以来、欧州Bセグメントの販売トップに立っており、新型もこれを死守する構えだ。

エクステリアはよりダイナミックなデザインに

新型は、ルノー日産三菱アライアンスが開発した「CMF-B」プラットフォームを最初に採用するルノー車になる。ルノーによると、新型がアライアンスのシナジーを強化することを目指す戦略の中心になるという。

新型のエクステリアは、先代モデルの官能的なフォルムを継承しながら、よりダイナミックなデザインを目指した。フロントグリルは大型化され、フロントバンパーはエンジン冷却性能により配慮し、大型のインテークを備える。ボディサイズは、先代比で全長が14mmコンパクトになり、全高はエアロダイナミクスと運動性能を向上させるために、30mm低くした。Cシェイプが特徴のヘッドライトやテールランプには、最新のLEDテクノロジーが組み込まれる。ヘッドライトは、全車LEDが標準だ。

新型には、新色のバレンシアオレンジとセラドンブルーを含めて、全10色のボディカラーをラインナップする。エクステリアカスタマイズパックとして、赤、オレンジ、黒の3タイプを用意した。

インテリアは質感の向上を追求

新型のインテリアは、質感の向上を目指して素材を見直し、ダッシュボードやドアトリム、センターコンソールなどにはソフトコーティング素材を使用する。パーキングブレーキは電動化され、運転席周辺のスペースが拡大した。ステアリングホイールは、従来モデルよりも小型化したエアバッグにより、よりコンパクトなデザインになっている。やや高い位置にあるセンターコンソールには、ショートストロークのシフトレバーがレイアウトされた。トランク容量は391リットルで、内部に26リットルのサブスペースを持つ。ルノーによると、391リットルの容量は、セグメント最大になるという。

カスタマイズパックでは、センターコンソール、ダッシュボード、ドアトリム、ステアリングホイール、アームレストなどに、ユーザーの個性を反映できる。顧客は、8つ以上のインテリアデザインスキームから選択することが可能だ。

クラス最大級の9.3インチ縦型マルチメディアモニターを装備

新型クリオのインテリアの特徴が、最新のコネクティビティ技術を反映させた「スマートコクピット」の採用だ。ダッシュボード中央には、欧州Bセグメント車でクラス最大級の9.3インチ縦型マルチメディアモニターを装備する。

このマルチメディアモニターは、ドライバーの方に画面を向けてレイアウトされる。新開発の「EASY LINK」コネクテッドシステムを備えたモニターには、マルチセンシング、ナビゲーション、インフォテインメントのすべての機能を集約する。中央のモニターの下には、ピアノ型のボタンを配置し、操作性に配慮している。

また新型では、ドライバー正面のメーターパネルがデジタル化されたデジタルコクピットを採用する。10インチのTFTスクリーンには、ドライバーにナビゲーションを含めた各種情報を見やすく表示する。ワイヤレスでスマートフォンを充電することも可能だ。

《森脇稔》

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