トヨタ、米国初のHV車向け部品の生産などに投資…TNGA化への投資も計画

トヨタの米ケンタッキー工場で生産されているカムリ
トヨタの米ケンタッキー工場で生産されているカムリ全 2 枚

トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は1月30日、2018年に米国内の5工場に、総額3億7380万ドル(約407億円)の投資を行った、と発表した。

投資の柱のひとつが、2020年から米国で初めてとなるハイブリッド車向けトランスアクスルの生産を、ウェストバージニア州のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ウェストバージニアで行うための準備がある。同工場のハイブリッド車向けトランスアクスル生産ラインの新設に、1億1530万ドルが投じられた。

これに伴い、トヨタの部品生産子会社のボディーン社のテネシー州ジャクソン工場において、ハイブリッドトランスアクスル用ハウジングとケースの生産を開始する計画だ。そのための準備として、1450万ドルの投資を行った。

さらにトヨタは今後、インディアナ州の工場に、6億ドルのTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)化に向けた投資を継続して行い、主力SUVの『ハイランダー』を増産する予定だ。ケンタッキー州の工場には、TNGA化に向けた改修と新たな塗装工場建設に、13億3000万ドルの投資を計画している。

米国ウェストバージニア州のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ウェストバージニア米国ウェストバージニア州のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ウェストバージニア

《森脇稔》

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