【F1】2019年は「アルファロメオ・レーシング」として参戦…昨季のアルファロメオ・ザウバーF1チームが“改名”

アルファロメオ・ザウバーF1チーム(2018年、シーズン終了後のテスト:ライコネン搭乗) (c) Getty Images
アルファロメオ・ザウバーF1チーム(2018年、シーズン終了後のテスト:ライコネン搭乗) (c) Getty Images全 4 枚

昨季2018年のF1に「アルファロメオ・ザウバーF1チーム」として参戦した陣営が、今季2019年のF1には「アルファロメオ・レーシング」として参戦することを2月1日、チーム公式サイトで発表した。

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かつて小林可夢偉が所属したことでも知られるF1チーム(シャシーコンストラクター)の「ザウバー」はスイスのチームで、F1には1993年から参戦している(一時期はBMWと“共闘”し、傘下に入るなどした)。昨季2018年はアルファロメオがチームのパートナー(タイトルスポンサー)となり、アルファロメオ・ザウバーF1チームとしてシーズンを戦っていた。

そして今季2019年は両者の提携関係がさらに進み、陣営は「アルファロメオ・レーシング」を名乗ってF1を戦うことになったもの。今季の表向きのチーム名称(正式エントラント名)からザウバーの名が消えることで、陣営は一般的に「アルファロメオ」と呼称されるようになるものと見られる。

ただし、ザウバー側のオーナーシップとマネージメントは変わらずに独立性を保つとのことなので、往年のF1シャシーコンストラクターとしての歴史も有する「アルファロメオ」との記録面での継続性等については今後、様々な解釈や議論が生まれてくる可能性もある(この手の事例は21世紀のF1では少なくない。かつてはBMWとザウバーの間にも似たような状況が存在した)。

2018年のアルファロメオ・ザウバーF1チームはマーカス・エリクソンとシャルル・ルクレールのコンビで戦い、新人だったルクレールが前評判に違わぬ高い評価を集めた。そのルクレールは今季に向けてフェラーリに移籍、そして入れかわるように2007年F1王者キミ・ライコネンがフェラーリから移籍してきており、今季は彼がアルファロメオ・レーシングで戦う。ライコネンのパートナーは若手のアントニオ・ジョビナッツィ。搭載パワーユニットは昨季と同じくフェラーリ製だ(F1のタイヤは現在ピレリのワンメイク)。

新生アルファロメオ・レーシングにとって“初シーズン”となる2019年F1世界選手権は、3月17日決勝のオーストラリアGP(メルボルン)で開幕する。

なお、アルファロメオの件とは性質が異なるが、今季のF1には他にも一般的なチーム呼称にも反映され得る“改名案件”がある。昨季途中から紆余曲折があった旧フォースインディア陣営が、今季は「レーシングポイントF1チーム」を正式エントラント名として参戦予定、この場合は「レーシングポイント」が一般的な呼称になると考えられる(同チームの搭載パワーユニットは今季もメルセデス製。ドライバーは残留のセルジオ・ペレスと、ウイリアムズから移籍のランス・ストロール)。

《遠藤俊幸》

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