日産 エクストレイル 次期型、英国生産を白紙撤回…EU離脱に備える

日産 エクストレイル 現行型
日産 エクストレイル 現行型全 2 枚

日産自動車の欧州部門は2月3日、欧州市場向けの次期『エクストレイル』(Nissan X-Trail)の生産拠点を、当初計画の英国から日本の九州工場に変更すると発表した。

今回の発表は、英国のEU(欧州連合)離脱に備えるものだ。英国は3月末をもって、EUから離脱する予定。しかし、現状ではEUとの間で、「合意なき離脱」となる可能性が高く、さまざまな混乱が起きると予想されている。

日産自動車は2016年、欧州市場向けの次期エクストレイルの生産を、英国のサンダーランドで行う計画を発表していた。その後日産は、この計画の2020年頃の実現に向けて、新しいパワートレインや技術への投資を増やしてきた。しかし、今回日産は、欧州への投資を見直し、次期エクストレイルの生産を日本の九州工場に集約することを決めた。

なお日産は、英国サンダーランド工場での将来の次期『ジューク』と『キャシュカイ』の生産計画については、変更はない、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 3分で20万台受注!? シャオミの市販車第二弾『YU7』にSNSも大注目!「日系EVとは爆発力が違う」の声も
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る