【F1】ホンダ製パワーユニット搭載のレッドブルRB15、チーム伝統のカラーリングを纏い合同テストに参加

レッドブルRB15・ホンダ
レッドブルRB15・ホンダ全 8 枚

現地18日、スペインのバルセロナで今季最初のF1公式合同テストが始まった。今季からホンダ製パワーユニット(PU)を搭載して戦うレッドブルは、先週公開した今季型マシン「RB15」にチーム伝統のカラーリングを施し、テストに参加している。

【画像全8枚】

レッドブルRB15は、初公開時のみのワンオフとなる特別カラーから、チームの伝統的な基調のカラーリングに衣替えしての出陣。初日はマックス・フェルスタッペンがステアリングを握っている(写真参照。テストなので実戦の予選やレースでは装着しない計測関連機器等が付いている場合もある)。

メルセデス、フェラーリとともにF1界の当代御三家を形成するレッドブル(Aston Martin Red Bull Racing)は、今季からホンダ製PUを搭載して戦う。いよいよシーズンが本格稼働するのに際し、チームを率いるクリスチャン・ホーナー氏は以下のようなコメントをホンダを通じて発表、新季への意気込みを示している。

「チームにとってPUサプライヤーの変更(昨季はルノー製PUを搭載)は大きな決断でしたが、今はこの状況を楽しんでおり、今後についてもポジティブな期待を抱いています。ホンダとは既にパートナーとして一丸になれていますし、彼らのF1にかける情熱とチャレンジ精神には我々の想いと共通するものを感じています。双方のエンジニア同士の緊密な作業により、車体とPUが本当の意味で一体となっていく様子を見ていると、この先が楽しみでなりません」

「当然ながら、ライバルも進化を遂げているはずです。したがって、我々の対他競争力については、少なくともテストで走ってみてから、さらに言えば最初の3レースを終えたあたりにならないと正確なものは見えてこないと思っています」

「今年の目標は昨年よりも多くのサーキットでマシンの実力を出せるようにすることですが、そこにPUの出力アップが加わればさらに素晴らしいものになります。それさえ実現できれば、我々にはサーキットにもファクトリーにも優秀なチームが控えているので、レースでの勝利や、最終的には選手権の優勝も不可能ではありません」

「ただ、現実的にはそういったことをシーズン開始後すぐに実現するのは難しいであろうとも想定しています。シーズン中にはチームとして進化を見せられるレースがある一方で、PUの使用基数制限により困難に直面するレースウイークもあるだろうと考えています」

「このパートナーシップには大きな可能性を感じています。シーズンを通してコンスタントな前進を見せられるものと思っています」

なお、レッドブルの系列チームといえるトロロッソは昨季からホンダ製PUを搭載して戦っている。ホーナー氏は「トロロッソとホンダが一緒に積み上げてきたものがレッドブル・テクノロジー社を介して我々のマシンにも反映されており、大きなアドバンテージになっています」とも語る。結果的にはレッドブル・ホンダにとっての先行提携というかたちにもなったトロロッソ・ホンダの結成。彼らが得た結成初年度のシーズン経験値は、トロロッソ・ホンダ自身とレッドブル・ホンダ、双方の今季の推進力になる。

レッドブル・ホンダは4日間の第1回バルセロナ・テスト(18~21日)に、初日と3日目がマックス・フェルスタッペン(#33)、2日目と4日目がピエール・ガスリー(#10)というオーダーで臨む予定。また、トロロッソ・ホンダは初日、ダニール・クビアト(#26)がSTR14に乗り込んでいる模様だ(トロロッソのもうひとりのドライバーは#23 アレクサンダー・アルボン)。

《遠藤俊幸》

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