地震発生から1秒で警報…新幹線の警戒「空振り」を9割近くまで減少

新幹線 (AC)
新幹線 (AC)全 3 枚

公益財団法人鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は2月18日、新幹線における地震検知システム上の早期警報地震計向けに、警報時間を短縮するなどの改良を加えた新アルゴリズムを開発したことを明らかにした。

【画像全3枚】

JR各社で運行されている新幹線には、地震発生を即時に検知して、列車に警報を発する「早期地震防災システム」が導入されている。現行の地震計のアルゴリズムでは「地震諸元」と呼ばれる震央距離や震央方位、マグニチュードの推定に、同時進行で最短2秒かかっていた。

しかし新しいアルゴリズムでは、推定の精度と即時性、ノイズ識別の性能を向上させることで最短1秒に短縮。同時に地震諸元の推定精度が向上したことで、適切な警報を発する面積が6%程度向上。いわゆる「空振り」と言われる不要な警報を発した面積が87%程度減少するとしている。

この新しいアルゴリズムを搭載した地震計は、2018年度中にJR各社の新幹線早期地震防災システムに導入される予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  2. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  3. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  4. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  5. BMW『7シリーズ』改良新型、生産開始…既存モデルに「ノイエ・クラッセ」技術を初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  3. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  4. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る