ルノー日産三菱(Renault-Nissan-Mitsubishi)は2月18日、3社が共同設立したベンチャーキャピタルファンドの「アライアンス・ベンチャーズ」が、EV向け充電プラットフォームを手がけるパワーシェア社に出資すると発表した。
パワーシェア社は2015年、中国に設立された新興企業だ。パワーシェア社はEVの充電に特化した技術系の新興企業として、国内外の自動車メーカー、充電スポット事業者、充電スタンドメーカーと連携してきた。
パワーシェア社は、EV、充電スポット事業者、電力事業者をつなぐオンラインプラットフォームを開発し、充電プロセスを効率化している。同社のクラウドベースシステムを通じて、充電スポット事業者はEVからの電力需要量と電力グリッドの供給能力を監視することができる。また、EVユーザーは、利用できる充電スポットを見つけることが可能になる。
パワーシェア社では、アライアンス・ベンチャーズからの出資を生かして、グローバルなeモビリティ事業の拡大、中核技術の開発、新たなビジネスモデルの探求をより広く迅速に進める、としている。