【メルセデスベンツ Aクラス 新型試乗】イメージ以上のワイドトレッドで安定感は抜群…九島辰也

メルセデスベンツ Aクラス 新型(A180 スタイル AMGライン装着車)
メルセデスベンツ Aクラス 新型(A180 スタイル AMGライン装着車)全 14 枚

「ハイ、メルセデス!」でお馴染みの新型『Aクラス』を試乗した。インパクトあるテレビCMだけに気になっていたモデルである。『CLS』風になったフロントマスクはいい感じだ。

【画像全14枚】

先代モデルより排気量を下げパワーはアップ

メルセデスベンツ Aクラス 新型(A180 スタイル AMGライン装着車)メルセデスベンツ Aクラス 新型(A180 スタイル AMGライン装着車)

ステアリングを握ったのは「A180 スタイルAMGライン」。今回パワートレーンは一種類で装備違いの2つのグレードが登場した。で、“スタイル”が付くのはその上級モデルとなる。

エンジンは1.4リットル直4ターボで最高出力は136psを発揮する。これまでの1.6リットルユニットよりも排気量を下げパワーアップを図った。特徴はコンパクトなサイズと軽量化の実現、それと高い静粛性。サイズ面ではデルタ形シリンダーヘッドが効果を発揮。ヘッド部分を三角形にすることで、高さはかさむものの幅をグッと狭くした。軽量化はオールアルミ製という手法で対応している。こいつはお金がかかっていそうだ。

モードは“エコ“がおすすめ

メルセデスベンツ Aクラス 新型(A180 スタイル AMGライン装着車)メルセデスベンツ Aクラス 新型(A180 スタイル AMGライン装着車)

さて、実際の走りだが、メルセデスらしさはそのまま発揮される。イメージ以上のワイドトレッドで安定感は抜群。ステアリングもクイック過ぎず適度にスポーティさを感じさせるのはさすがだ。走行中ドライブモードは“スポーツ”、“コンフォート”、“エコ”が選べるが、このクルマに限っては“エコ”がデフォルトで問題ない。出だしや加速でもたつくところはなく、スムースさが強く感じられた。それでいて“エコ”運転になるのだから申し分ない。もちろん“コンフォート”でもいいが、“スポーツ”はちょっとやり過ぎ。高速道路やちょっとしたワインディングでも必要以上にギアを引っ張る気にならなかった。

ちなみに、AMGラインは18インチのスポーティなホイールを履いていたが、乗り心地はいい。今回残念ながらスタンダードの16インチは試せなかったが、18インチで快適な乗り味は担保される。

最後に「ハイ、メルセデス」で起動するMBUXだが、これに関しては慣れが必要かと思われる。プレゼンテーションでは「話し言葉での対応」と言っていたが、それには限度がありそうだ。他社よりは進んでいるとは言え、さらなるブラッシュアップを期待したい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
おすすめ度:★★★★

九島辰也|モータージャーナリスト
外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの"サーフ&ターフ"。 東京・自由が丘出身

《九島辰也》

九島辰也

九島辰也|モータージャーナリスト 外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの“サーフ&ターフ”。東京・自由が丘出身。

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