プログラミングできる小学生の育成にトヨタ・日産・ホンダなどが協力

自動運転のモデルとして使えるロボット「mBot」
自動運転のモデルとして使えるロボット「mBot」全 1 枚

文部科学省、総務省、経済産業省の3省は、2019年9月を「未来の学び プログラミング教育推進月間」に設定し、全国の小学校で、月間中にプログラミングの授業に取り組みよう呼びかけ、小学校でのプログラミング教育の実施に向けた準備を推進する。

3省は、9月の月間に向けて民間企業と連携し「プログラミングが社会でどう活用されているのか」に焦点を当てた総合的な学習の時間における指導案を配信する。同時に、指導案で活用できる民間企業による会社訪問や、外部講師派遣によるスペシャル授業の公募、民間企業によるプログラミング教育に関する動画を配信し、プログラミング教育の優れた実践事例の創出にもつなげていく。

自動車業界も協力する。トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、ひろしま自動車産学官連携推進会議が「私たちの生活と、自動車の未来を考えよう」と題して企業訪問を受け入れる。小学生に自動車工場を見学してもらい、最新の自動車に搭載された機能やセンサーなどの働きを説明、最新の機能やセンサーにはプログラミングが使われていることを知ってもらう。また、学校で教育用プログラミングロボットを使って、プログラミングを体験してもらう。

自動車以外では、ヤマトホールディングスと佐川急便が「私たちの生活を豊かにする未来の宅配便」をテーマに受け入れるほか、グーグルやアップルなどのIT大手も協力する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  4. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る