VW初の電動SUV、「ID.CROZZ」市販型には2つのボディが存在する

VW ID. CROZZ 市販型スクープ写真
VW ID. CROZZ 市販型スクープ写真全 17 枚
フォルクスワーゲンのEVブランド「ID.」が開発中のクロスオーバーSUV、『ID.CROZZ』のテスト車両をスクープサイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。

「ID.CROZZ」は、2017年の上海モーターショーでワールドプレミアされた後、同年フランクフルトモーターショーにて進化版『ID.CROZZ 2』が初公開された。先日、『ゴルフ スポーツバン』をベースとした試作車をキャッチしたが、今回はそれとは異なるプロトタイプだ。

VW『ティグアン』のボディを身にまとったテストミュールは、Bピラーが延長されており、ティグアンよりロングボディになると共に、『ティグアン オールスペース』よりは短いサイズが予想できる。サイドシルに厚みを持たせているのは、「MEB」(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)プラットフォームをカモフラージュするためだ。また突出したガスキャップは充電ポートの可能性が高いだろう。

パワーユニットは、最高出力102psを発揮するフロントモーターと、最高出力204psを発揮するリアモーターを搭載し、合計306psを発揮する。83kWhリチウムイオンバッテリーは、1回の充電で最大310マイル(500km)の航続が可能とされている。

VWは2020年より、ID.シリーズの発売を予定しており、「CROZZ」の発売は2021年以降が予想される。「ID.CROSS 2」公開時には、クーペSUVスタイルのみの発売が予想されていたが、より本格的なクロスオーバーSUVスタイルの2種が設定される可能性がある。

◆話題の新型車を最速スクープ『Spyder7』
http://spyder7.com/

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る