30周年のマツダ ロードスター、レストアサービス受け入れ強化検討…ノスタルジック2デイズ2019

ノスタルジック2デイズではロードスター30周年を記念する展示が設けられた。
ノスタルジック2デイズではロードスター30周年を記念する展示が設けられた。全 9 枚

マツダ『MX-5ミアータ』の初代モデルが、シカゴモーターショーで発表されたのは1989年2月のこと。ちょうど30年前ということになる。

マツダはノスタルジック2デイズ(23~24日、パシフィコ横浜)の会場に自動車メーカーとしては唯一、ブースを構え、ロードスターを持ち込んで来場者と記念すべき節目を祝った。

マツダのNAロードスターレストアサービスはスタートして、3台目を着手しているという。「一台一台コンディションに違いがあり、やらなければならない内容も違います。かかる時間も異なるというのが実情です」とマツダ広報。

もう少し間口を広げ、受け入れ態勢を強化する検討に入っているそうだ。「プロジェクト開始当初、レストア対象車両を厳密に設定し、車両状態も厳しい基準を設けて、受けるかどうかの判断をしました。その結果、受けることができたクルマの数がかなり少なく、基準が厳しすぎたのではないか、と」。

「安請け合いで、メーカーとしてリフレッシュのレベルが下がってはなりません。しかしながら、間口を広げることで、今まで残ってきたNAロードスターを1台でも多く良い状態で残していく。それも大切なことではないか、と考えています」

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る