店内では九州のレールを再利用…国の重文「門司港駅」にオープンするスタバ 3月10日

3月10日にグランドオープンする門司港駅復原駅舎のイメージ。
3月10日にグランドオープンする門司港駅復原駅舎のイメージ。全 2 枚

スターバックスコーヒージャパンとJR九州ファーストフーズは2月25日、国の重要文化財に指定されている鹿児島本線門司港駅(北九州市門司区)に出店する「スターバックスコーヒー門司港駅店」(スタバ)の詳細を明らかにした。

2012年9月に保存修理工事に着手された門司港駅は、大正時代の1914年2月に移転した当時の姿である「ネオ・ルネッサンス様式」に復原された駅舎が3月10日にグランドオープンすることになっているが、スタバは1階の旧三等待合室部分に出店する。

「門司港駅の復原された駅舎や鉄道とともに“コーヒーを通じて地域の語り部として歴史や先人たちの情熱を伝えていきたい”」としている同店は、店舗面積が128.68平方m。席数が店内32席、テラス16席の計48席となっている。営業時間は8時から21時まで。

店内は地域との絆を意識したデザインが随所に施されており、天井の鉄骨や壁面の足下に九州の鉄道で利用されていたレールを再利用し、門司港駅を起点に発展した九州の鉄道に対する「敬意」を表現。「この特別な空間の中で、歴史ある門司港駅に思い馳せながら味わう特別なコーヒー体験をぜひお楽しみください」としている。

店内は地域との絆を意識して一部のテーブルや椅子には福岡県産のセンダン材を使用。地元の木工所が製作したオリジナルの家具も設置される。また写真右のように、バーカウンターの壁面に鉄板に錆を入れた「コルテン鋼」というものを用い、そこに装着した列車のヘッドマークにスタバの歴代のロゴを施す。店内は地域との絆を意識して一部のテーブルや椅子には福岡県産のセンダン材を使用。地元の木工所が製作したオリジナルの家具も設置される。また写真右のように、バーカウンターの壁面に鉄板に錆を入れた「コルテン鋼」というものを用い、そこに装着した列車のヘッドマークにスタバの歴代のロゴを施す。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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