ルノー トゥインゴ 改良新型、1万1400ユーロから…今春欧州発売へ

ルノー・トゥインゴ改良新型に設定されたルコックスポルティフ
ルノー・トゥインゴ改良新型に設定されたルコックスポルティフ全 8 枚

ルノーは2月25日、改良新型『トゥインゴ』(Renault Twingo)の欧州価格を発表した。フランス本国でのベース価格は1万1400ユーロ(約145万円)で、今春から受注を開始する。

改良新型の外観は、フロントマスクを中心に変更された。新デザインのバンパーやグリル、ヘッドライトなどを採用し、表情を一新。ヘッドライトには、新型『メガーヌ』など、最新ルノー車に共通するCシェイプのLEDデイタイムランニングライトが組み込まれた。リアは、内蔵レンズをCシェイプとしたテールランプやバンパーが新しい。

インテリアは、センターコンソールのデザインを変更し、機能性を高めた。2つのUSBポートが装備される。シフトレバーも新デザインだ。リアのパーセルシェルフもデザインを見直した。テールゲートには、新デザインのハンドルが採用され、開閉の際の利便性を引き上げる。ルノーの車載コネクティビティ、「イージー・コネクト」の最新バージョンを採用。新しいマルチメディアシステムには、7インチの高解像度タッチスクリーンモニターが装備された。ユーザーフレンドリーなインターフェースと、ショートカットメニューによる使いやすさが追求されており、機能を切り替える時に、必要な操作数を減らしている。

欧州仕様の排気量998ccの3気筒自然吸気エンジンは、最大出力75hp/6250rpm、最大トルク9.7kgm/4000rpmを獲得する。トランスミッションは5速MTを組み合わせる。898ccの3気筒ターボエンジンは、最大出力93hp/5500rpm、最大トルク13.8kgm/2500rpmを引き出す。トランスミッションは5速MTと6速ATから選択できる。

改良新型には、発売記念車として、「ルコックスポルティフ」(le coq sportif)を設定する。ルコックスポルティフは1882年、フランスで創業したブランドだ。ウェア、スニーカー、スポーツ用品などが知られている。ルノーは、改良新型トゥインゴの発売記念限定モデルとして、ルコックスポルティフを設定する。

改良新型トゥインゴのルコックスポルティフの特徴は、フランスのナショナルカラーが用意される点だ。ホワイトを基調に、レッドとブルーの合計3色を使用した仕様が選択できる。レッドとブルーは、ルーフやボディサイドのストライプにあしらうことが可能で、ドアミラーカバーはレッドとした。フロントグリルも、ブルーで装飾できる。

インテリアでは、ダッシュボード、シフトレバー周り、ドアシルプレート、フロアマットなどに、レッドとブルーを使った専用デザインが施される。シフトレバーの前方には、「Twingo by le coq sportif」と記されたアルミプレートが装着されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る