ホンダ、ブラジル新四輪車工場を稼働開始 生産体制再編

量産車ラインオフ
量産車ラインオフ全 2 枚

ホンダは2月28日、ブラジル・イチラピーナ市の新四輪車工場の稼働を開始したと発表した。

【画像全2枚】

ブラジルの自動車市場は近年、縮小から緩やかな回復傾向にある。ホンダはこれを踏まえ、昨年4月、当面の市場規模を踏まえた事業体質強化、および将来を見越した持続可能な事業基盤へのシフトとして、ブラジル四輪車事業の生産体制再編を発表していた。

新四輪車工場は、高効率、かつ環境負荷の少ない生産体制を目指し、高機能塗装技術の採用、溶接やプレス工程でのショートプロセス化のほか、最適な自動化技術を導入するなど、最新の生産技術を備えた生産ラインとしている。まずは『フィット』から生産を開始し、今後は既存のスマレ工場における完成車生産を新四輪車工場へ順次移管し、スマレ工場はパワートレイン生産を中心とした役割へ移行。2021年に再編を完了する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る