ジープ チェロキー、「ロンジチュード」と「トレイルホーク」追加へ

ジープ・チェロキー・ロンジチュード
ジープ・チェロキー・ロンジチュード全 13 枚

FCAジャパンは、マイナーチェンジしたジープのミッドサイズSUV『チェロキー』(Jeep Cherokee)に、ベースグレードの「ロンジチュード」と高いオフロード性能を誇る「トレイルホーク」の2モデルを追加し、3月9日から発売する。

2018年10月のマイナーチェンジでは、フロント周りを中心とした大幅なデザイン変更やライト類のLED化により、フラッグシップモデル「グランドチェロキー」に通ずる精悍な外観へと刷新。さらに、装備の充実を図るとともに、価格競争力の向上も実現した。

装備については、Apple CarPlay/Android Autoに対応した第4世代のインフォテインメントシステム「Uconnect」、両手がふさがった状態でも足先の動作だけでリアゲートを開くことができる「ハンズフリーパワーリフトゲート」、歩行者検知機能を付加したクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付きの前面衝突警報を全モデルに標準装備した。

発売当初は、レザーシートなど充実装備の「リミテッド」と導入記念限定車「ロンジチュード・ローンチエディション」の計2モデルを展開。今回、ベースグレードの「ロンジチュード」とオフロード走破性に優れた「トレイルホーク」の2モデルを追加導入し、幅広いユーザーの要望に対応する。

ロンジチュードは、最高出力177ps、最大トルク229Nmを発生する2.4リットル直列4気筒マルチエア2エンジンを搭載。START&STOP機能により、10.2km/リットル(JC08モード)の低燃費を達成するとともに、エンジン振動の低減や静粛性の向上も図っている。

トレイルホークは、従来の3.2リットルV6エンジンに代え、新設計の2リットル直列4気筒 直噴ターボエンジンを搭載。ツインスクロール式ターボの採用により、低回転域から優れたレスポンスを実現し、最高出力は従来モデル同等の272psながら、最大トルクは85Nm増となる400Nmを発揮する。また、ターボエンジンにもかかわらず、レギュラーガソリンに対応し、燃費は10.4km/リットル(同)と経済性に優れている。さらに、トレイルホークならではの装備として、雪道、砂地、岩場など厳しいオフロード環境で真価を発揮する「ジープ アクティブドライブロック(ロッキングリアディファレンシャル付)」やオフロードサスペンションの搭載により、優れた走破性を実現する。

価格はロンジチュードが429万円、トレイルホーク が484万円。すでに発売しているリミテッドは479万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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