20代に人気、ヤマハ YZF-R25 がマイナーチェンジ 新デザインや倒立フロントフォークを採用

ヤマハ YZF-R25 ABS
ヤマハ YZF-R25 ABS全 15 枚

ヤマハ発動機は、250ccロードスポーツの『YZF-R25』および『YZF-R25 ABS』をマイナーチェンジし、3月28日より発売する。

YZF-R25は、2014年の発売以来、スポーティかつスタイリッシュなスタイリングや高い走行性能、日常での扱いやすさなどで、20代を中心としたユーザーに支持されている人気モデル。

2019年モデルは、MotoGPマシン「YZR-M1」譲りの新しいデザインを採用するとともに、走行性能についても改良。具体的には、「クロスレイヤード・ウイング」と呼ばれる立体的な構造によってエアロダイナミクスを追求したフロントカウルとスクリーンを採用。走行風を後方に逃がすことで空気抵抗を低減しつつ、効果的にエンジンを冷却するデザインした。また、左右ヘッドランプの中央には「YZR-M1」同様のセンターダクトを採用した。
ヤマハ YZF-R25 ABS(ディープパープリッシュブルーメタリックC)ヤマハ YZF-R25 ABS(ディープパープリッシュブルーメタリックC)
さらに、新デザインのタンク&タンクカバーを採用し、ハンドル位置を従来モデルより22mm、タンクトップ位置を20mm下げることで、サーキットの直線では前傾姿勢を取りやすく、旋回時にはニーグリップしやすい形状とした。タンクの最大幅は31.4mm広げられ、燃料容量は従来同様14リットルを確保した。

足回りには、37mm径インナーチューブの倒立式フロントサスペンションを採用し、旋回や制動時などでの良好なフロント接地感を実現。減衰力発生機構は新たにカートリッジ式として、快適性とスポーツ性の両立を図った。

ほかに、快適でスポーティな走りにフィットするライディングポジション、新開発のフル液晶メーター、LED二眼ヘッドランプなどを採用した。エンジンは従来通り、最高出力35ps、最大トルク23Nmを発揮する。

車体カラーは、ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、マットブラック2(マットブラック)、マットディープレッドメタリック3(マットレッド)の3色。生産はヤマハ インドネシア モーター マニュファクチャリング(YIMM)で行われる。 国内の販売計画はシリーズ合計で年間6000台。

価格はYZF-R25が59万9400円、YZF-R25 ABSが64万2600円 。

快適でスポーティな走りにフィットするライディングポジション快適でスポーティな走りにフィットするライディングポジション

《丹羽圭@DAYS》

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