シェフラー、EV向けに新たなステアリングギアを開発…「カチャカチャ音」を低減

シェフラーが開発したEV向けの新たなステアリングギア
シェフラーが開発したEV向けの新たなステアリングギア全 1 枚

シェフラー(schaeffler)は3月6日、EV向けに新たなステアリングギアを新開発した、と発表した。

従来のステアリングギアは、とくにEVにおいて不快な騒音を発生させることがある。エンジン音で、他の騒音や振動をかき消すことがないために、ステアリングギアが発する音が、耳に届きやすいのだ。

また現代のドライバーは、車内が静かであることに慣れており、ステアリングアシストが必要な操縦時や駐車時に発生する騒音に対して、わずらわしく思うことがある。シェフラーのEV向けの新たなステアリングギアは、これらの課題に対処する目的で開発された。

シェフラーのEV向けの新たなステアリングギアには、新開発の自動調心軸受が採用された。シェフラーは自動調心軸受を最適化し、特別に湾曲したボールソケット(球面キャップ)を導入。この設計によって、自動調心軸受自体が傾くことで、摩擦トルクや騒音を増大させることなく、ウォームシャフトの回転を補えるようになった。

さらに、ウォームシャフトとウォームギアの間に隙間が生じないように、ウォームシャフトにラジアル方向にプリロードをかけることができるようにした。これにより、ステアリング方向が変わるたびに、ウォームシャフトの回転方向が変わって、相対する歯面が接触することで生じる、いわゆる「カチャカチャ音」を低減することができるという。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ブレイズ、ホンダ『N-VAN』対応キャンピングカーキット近日公開 EV版にも初対応
  2. 『ランクル』にも『デリカD:5』にも! エムエルジェイ、次世代オフロードホイール『04 CORE』発表
  3. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー 2026-2027」10ベストカーが決定! 最終選考会は12月3日に
  4. アプリリア、新型アドベンチャースクーター『SR GT125/200』発表、フルフェイスも収納可能に…EICMA 2026
  5. 【フィアット グランデパンダ 新型試乗】“ツカミ”はOK、乗り味は予想以上にシットリと…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
  2. 「E2E AI」って何? 自動運転を支える技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 4】
  3. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  4. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  5. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
ランキングをもっと見る