これは次期スバル XV なのか、そうではないのか?…ジュネーブモーターショー2019

スバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト(ジュネーブモーターショー2019)
スバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト(ジュネーブモーターショー2019)全 11 枚

スイスで開催されているジュネーブモーターショー2019。そのSUBARU(スバル)ブースのメインとなる展示車両が『SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT』(スバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト)だ。

これは特定の車種の次期モデルをイメージしたコンセプトカーではなく、スバルの次の世代のデザインを具現化したもの。SUBARUは現世代よりもさらに大胆な『BOLDER』と呼ぶデザインテーマを今後の市販車に盛り込んでいくとしており、そのコンセプトモデルの第一弾となるのがスバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプトというわけ。スバル広報部は「あくまでコンセプトカーであり、今後の市販車に直接結び付くわけではありません」とも説明する。

……とはいえ、パッケージングといい車格感と言い、見れば見るほど「これは次期『XV』ではないのか?」という気分になってくるのも事実だ。現行XVに比べるとデザインがダイナミックになっている。ボディもリフトアップされてSUV感が強まっているが、それはショーカーとしての演出と思えなくもない。

次期XVのデビューは少なくとも3年は先になるだろうが、果たしてこれが次期XVを示唆するモデルなのかどうかはその時に判明するだろう。

同じモーターショーに展示されたXV現行同じモーターショーに展示されたXV現行ちなみに、スバルがコンセプトカーのシリーズ名称として使っている『VIZIV』という言葉は「Vision for Innovation」を語源とする造語で「革新のための未来像」という意味なのだそうだ。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  4. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  5. インフィニティが「中型SUVクーペ」のコンセプト公開、モチーフに「竹林」と「歌舞伎」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る