ルネサス、半導体市況悪化で生産調整---過去の経験から過剰在庫を抑制

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ルネサスエレクトロニクスは3月7日、今後の需要に応じて工場の一時生産停止の実施を検討していると発表した。

工場の生産停止は、前工程については最大2カ月、後工程については週単位で複数回一時生産を停止することを検討している。具体的な一時生産停止日数については、今後の需要動向と顧客への供給状況に沿って決定する。

一時生産停止を検討しているのは、米中経済摩擦などの影響で、半導体の市況が不透明となっているためで、半導体需要の変動に応じて、柔軟に、迅速に対応するとしている。

同社は過去、需要の変動に生産調整が追随できず、過剰在庫を生み出して経営が悪化した経緯がある。この経験から、需要変動に応じて、生産稼働を調整し、コストを抑える一方で、過剰な在庫を抑え、需要軟化時にも利益を確保、需要の想定が大きく振れた場合でも追随できる体制の構築を目指している。今後の工場運営については引き続き柔軟に判断するとしている。

《レスポンス編集部》

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