「自動運転AIチャレンジ」を前に、コンテスト入賞者が事前トレーニング

3月23日の「自動運転AIチャレンジ」の準備として参加した「チーム・ラビット」の面々。右から呉澤さん、藤平俊輔さん、薄井宏航さん
3月23日の「自動運転AIチャレンジ」の準備として参加した「チーム・ラビット」の面々。右から呉澤さん、藤平俊輔さん、薄井宏航さん全 12 枚

革新的なAIエッジコンピューティングの研究開発で得たアルゴリズムを実装し、その精度を競う「自動運転AIチャレンジ」(主催:自動車技術会)が3月23日と24日、東京大学 生産技術研究所附属千葉実験所で公開される。その実施を前にトレーニングの模様を取材した。

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トレーニングが行われたのは3月17日と18日の2日間。東京都内にある国立大学法人「東京海洋大学」の越中島キャンパスだ。ここにトレーニングに使用するハードウェアとして、自動運転に対応できる仕様に改造されたヤマハ製電動カートが1台用意された。これは、「自動運転AIチャレンジ」のために、自動運転スタートアップであるティアフォーが用意したものだ。

この車両にはベロダイン製3D-LiDARセンサーでベーシックなVLP-16とステレオカメラを組み合わせたユニットを搭載し、車両側には電動パワーステアリングを追加。この仕様をオープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware(オートウェア)」を使って制御する。一説ではトータルのシステム価格は1300万円ほどもするとも言われ、そんな高価なシステム上で自ら開発したアルゴリズムがどう動くかを試せる絶好の機会となるわけだ。

トレーニングの模様を取材したのは3月17日の午前。この日、トレーニングで訪れていたのは「AIエッジコンテスト」で7位入賞を果たした『チーム・ラビット(Team r488it)』の面々。チームはAIにまつわる製品開発に勤しむ会社の同僚同士。「今後、10年20年はAIは外せない。AIを通して社会に貢献したい」との思いでコンテストに参加したという。

トレーニングではティアフォーのスタッフが、Autoware上で動く仕組みを説明。その後、開発したアルゴリズムを反映させて、どう動くかを体験した。あくまで体験にとどまるため、車両を動かすのは20m前後の囲われたコース上のみで、その体験をした上で23日と24日のチャレンジに挑む。トレーニングは2日間で4チームが参加する予定となっている。

《会田肇》

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