止めないのはカメラじゃない、電車だ!?…銚子電鉄が資金確保に映画を制作へ 8月公開予定

「鬼籍のトレインムービー」というブラックジョークを飛ばして制作される銚子電鉄の『電車を止めるな!』。3月17日には出演者のオーディションも開かれた。
「鬼籍のトレインムービー」というブラックジョークを飛ばして制作される銚子電鉄の『電車を止めるな!』。3月17日には出演者のオーディションも開かれた。全 1 枚

千葉県銚子市の銚子駅と外川(とかわ)駅を結ぶ銚子電気鉄道(銚子電鉄)は3月16日、8月に映画『電車を止めるな!~呪いの6.4km~』を公開する予定であることを明らかにした。

銚子電鉄では、2020年度以降に変電所の改修や2編成の車両検査に多額の費用が見込まれており、映画制作はその資金を確保することが目的。

タイトルは、低予算ながらヒットした上田慎一郎監督の映画『カメラを止めるな!』にちなんだもの。「銚子」を掛けた「“超C(銚子)級”」映画と位置づけており、6月1~9日に撮影が行なわれる予定。

映画は「心霊電車というイベント列車の乗客が意外な体験をしてパニックになる状況を描写し、車内でささやかれる実際の怪談を交えながら、虚実が混じり合う内容」で、脚本は夏に運行した「お化け屋敷電車」をプロデュースした寺井広樹氏が担当する。

銚子電鉄では、この映画制作を含めて「日本一のエンタメ鉄道」を目指し、多彩なイベントで集客を図り、鉄道を守りたいとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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