アメリカを感じる第33回SCN…フォードからVWタイプ1、国産クラシックカーまで1200台

“アメリカ”を感じる第33回SCN…フォードからVWタイプ1、国産クラシックカーまで1200台が集結
“アメリカ”を感じる第33回SCN…フォードからVWタイプ1、国産クラシックカーまで1200台が集結全 40 枚

ユニークなフォルムに派手なペイントのクルマたち。かつて多くの日本人を魅了した、古き良きアメリカンカルチャーを日本で感じられるイベント第33回『ストリートカーナショナルズ(SCN)』 が今年も3月10日に開催された。

【画像全40枚】

SCNは、アメリカンカスタムカルチャーを発信するムーンアイズが主催する、年に1度の祭典。毎年春から初夏にかけて開催され、今年はあいにくの曇天模様だったものの、会場(東京・お台場の青海臨海駐車場)には約1200台ものショーカーが集結し、熱気に包まれた。




イベントの目玉は、なんといっても主催者のムーンアイズと各専門誌によって授与されるアワード表彰。例年、その年のトレンドなども踏まえて唯一無二な魅力を纏った一台が選出される。

今年のムーンアイズのアワードは、MOON VOOMアワードの1995年式トヨタ・ハイラックス、MOON LOOKアワードの1971年式フォルクスワーゲン・タイプ2、MOON COOLアワードの1951年式シボレー・3100、MOON GOODアワードの1932年式フォード・モデルB、MOON ZOOMアワードの1969年式シボレー・タウンズマンと、いずれも異彩放つ5台が受賞。






そのほか、遠くから来場したロングディスタンス賞として、姫路ナンバーを装着した1987年式トヨタ・パブリカが受賞したほか、軽自動車専門誌によってホンダ・ライフがアワードに選定されるなど、国や時代、日常・非日常の垣根を超えたコアなカスタム魂を感じるクルマが集まった。



さらに、SCNではショーカーだけでなくスワップミートも見どころの1つ。アメリカのロードサイドを彷彿とさせるプレート類からアパレル、オリジナルペイントが施されたグッズまで、見ているだけでワクワクさせられるアイテムがズラッと並び、会場の雰囲気を一層盛り上げていた。




アメ車にとどまらないアメリカンカスタムカルチャー

そもそもSCNを主催するムーンアイズは、ホットロッドのビルダーだったディーン・ムーン氏が創設した自動車パーツや用品のブランド。アメリカで1930年代に発祥したカスタムカルチャーであるホットロッドの世界で絶大な支持を集め、ディーン氏亡き後、日本代理店を務めていたシゲ菅沼氏が事業を継承。現在、国内では横浜本牧に拠点を構えるほか、アジア各国でも精力的にホットロッドのカルチャーを発信している。



そんなムーンアイズ主催のSCNは、ホットロッドのベースとなったフォード・モデルAやモデルT、カスタムスタイルが派生したピックアップトラックなど、アメ車が中心な一方で、アメリカでカスタムカルチャーを育まれた国産車や欧州車も少なくない。安価なカスタムベース車両として北米西海岸で爆発的なムーブメントとなったフォルクスワーゲン・タイプ1はまさにそんな一台だ。ベース車の生産国は違えど、どのクルマにも熱量溢れるアメリカンカルチャーが内在している。





翻って、便利で高性能な自動車が行き交う現代日本。そんな今だからこそ、修理・整備やレストア、ドレスアップなどオーナーとビルダーの手間が惜しげも無く詰め込まれた、かつてのアメリカの空気を漂わす一台一台は、一層個性的な光を放って見える。さながら映画の世界のような会場。自身でクルマを所有しないオーナーも、たまにはそんな非日常に触れてみてはいかがだろうか。

“アメリカ”を感じる第33回SCN…フォードからVWタイプ1、国産クラシックカーまで1200台が集結

《カーケアプラス編集部@相原駿》

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