小型EV『e.GO ライフ』は1万5900ユーロから、スポーツ版も提案…ジュネーブモーターショー2019

全長3348mmの都市向けコンパクトEV。乗車定員は4名

モーターの出力やバッテリーの容量により3グレードを設定。トップグレードは航続145km

スポーツ版も提案。専用エアロパーツや強化シャシーを採用

e.GOモバイル の e.GO ライフ・コンセプトスポーツとe.GO ライフの市販モデル(ジュネーブモーターショー2019)
e.GOモバイル の e.GO ライフ・コンセプトスポーツとe.GO ライフの市販モデル(ジュネーブモーターショー2019)全 13 枚

e.GOモバイル(e.GO Mobile)は、ジュネーブモーターショー2019において、小型EVの『e.GO ライフ』(e.GO Life)の市販モデルを初公開した。

画像:e.GOモバイル の e.GO ライフ

e.GO モバイルは、ドイツのアーヘン工科大学を拠点とし、「インダストリー4.0」に基づくコンパクトなEVの開発を行っているスタートアップ企業だ。ボッシュやZFなどの企業を協力し、小型EVの市販化を目指してきた。

全長3348mmの都市向けコンパクトEV。乗車定員は4名

今回、ジュネーブモーターショー2019において、e.GO ライフの市販バージョンがデビューした。ボディサイズは全長3348mm、全幅1748mm、全高1581mm、ホイールベース2200mmの都市向けのコンパクトなEVだ。大人4名が乗車でき、最小回転半径およそ4.9mの取り回し性を備えている。

e.GOモバイル の e.GO ライフ・コンセプトスポーツ(ジュネーブモーターショー2019)e.GOモバイル の e.GO ライフ・コンセプトスポーツ(ジュネーブモーターショー2019)e.GO ライフは、最大の運転経験と便利な実用性が得られるように設計された。コンパクトでキビキビ走行できるEVを目指して設計されている。e.GO モバイルによると、e.GO ライフはスポーツカーのようにアジャイルで、コンパクトカーのように実用的だという。

e.GO ライフの構造は、アルミ製のスペースフレームに、プラスチック製ボディを組み合わせたもの。e.GO モバイルによると、高いボディ剛性とリーズナブルな価格を両立するという。インテリアは広く、高めのシート位置もe.GO ライフの特長になる。

モーターの出力やバッテリーの容量により3グレードを設定。トップグレードは航続145km

e.GO ライフには、ボッシュ製の48Vドライブトレインを搭載している。モーターは出力が3タイプ用意される。ベースグレードは、モーターの最大出力が27hp。車両重量は1150kg。0~50km/h加速7.7秒、最高速112km/hの性能を発揮する。バッテリーは蓄電容量14.5kWhのリチウムイオンだ。1回の充電で、最大100km(WLTP計測)走行できる。充電時間は3.8~5.4時間。欧州での価格は、1万5900ユーロ(約200万円)となる。

中級グレードは、モーターの最大出力が54hpへ倍増する。車両重量は1170kg。0~50km/h加速4.7秒、最高速123km/hの性能を発揮する。バッテリーは蓄電容量17.5kWhのリチウムイオン。1回の充電で、最大113km(WLTP計測)走行できる。充電時間は4.5~7.3時間。欧州での価格は、1万7400ユーロ(約220万円)となる。

e.GOモバイル の e.GO ライフ・コンセプトスポーツ(ジュネーブモーターショー2019)e.GOモバイル の e.GO ライフ・コンセプトスポーツ(ジュネーブモーターショー2019)トップグレードは、モーターの最大出力が82hpへ強化される。車両重量は1210kg。0~50km/h加速3.4秒、最高速142km/hの性能を発揮する。バッテリーは蓄電容量23.5kWhのリチウムイオンだ。1回の充電で、最大145km(WLTP計測)走行できる。充電時間は6.9~9.8時間。欧州での価格は、1万9900ユーロ(約252万円)となる。

e.GO ライフは2019年3月中にドイツ・アーヘンの新工場で量産を開始する予定だ。5月上旬に最初のユーザーに納車することを目指している。

スポーツ版も提案。専用エアロパーツや強化シャシーを採用

ジュネーブモーターショー2019では、『e.GO ライフ コンセプトスポーツ』も初公開された。これは、とくに裕福層からの要望を受けて開発されたコンセプトカーだ。e.GO モバイルによると、富裕層はe.GOライフのより価値の高いバージョンに関心があるという

e.GO ライフ コンセプトスポーツは、e.GOライフをベースに、専用エアロパーツを装着するなどして、スポーツ性をアピールする。シャシーも強化されており、ハンドリング性能を追求した。インテリアもグレードアップされており、パノラマガラスルーフが装備されている。

《森脇稔》

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