マクラーレン 570Sクーペ は570ps、328km/hを誇るスーパーカー[詳細画像]

マクラーレン 570Sクーペ
マクラーレン 570Sクーペ全 28 枚

マクラーレンは、スーパー、アルティメット、そしてスポーツと3つのシリーズがあり、『570Sクーペ』はスポーツシリーズの第1弾として登場したクルマである。

“570”の名が指す通り、570psを発揮するエンジンは、3.8リットルV型8気筒ツインターボのM838TE型を搭載。マクラーレンの設計によるこのエンジンは、回転数7400rpmで前述の最高出力を、5000-6500rpmで600Nmの最大トルクを実現。組み合わされるトランスミッションは7速デュアルクラッチ式シームレス・シフトギアボックス(SSG)だ。

0km/h-100km/h加速は3.2秒、0km/h-200km/hまでは9.5秒で到達し、最高速度は328km/hを誇る。

570Sクーペのデザインは、マクラーレンのデザインフィロソフィーを全面に打ち出しており、エアロダイナミクスを最適化した、“シュリンク・ラップト(小さく引き締まった)”フォルムとともに、リアにフライングバットレスを取り入れることで、ダウンフォースを強化しながらも、優美なデザインを強調している。またミッドにマウントされたV型8気筒エンジンにさらに空気をダイレクトに送り込むことにも成功している。

カーボンファイバー製のユニークなモノセルIIシャシーは、日常の使いやすさに重点を置き新しくデザインされ、クルマへの乗降性を考え、前方に行くに従って低く傾斜している。

軽量構造とアルミニウム製ボディパネルを使用することにより、競合モデルと比べても150kg近く軽い、乾燥重量1313kgという軽量化に貢献しているという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る