シボレーの新型EVを米国で生産へ…GM全車種に電動車設定の一環

GMの米国ミシガン州工場への投資を発表するメアリー・バーラ会長兼CEO
GMの米国ミシガン州工場への投資を発表するメアリー・バーラ会長兼CEO全 3 枚

GMは3月22日、シボレーブランドの新型EVを生産する目的で、米国ミシガン州のオリオンタウンシップ工場に3億ドル(約330億円)を投資すると発表した。

【画像全3枚】

GMは当初、この新型EVを米国以外の国で生産する予定だった。しかしGMは、生産地を米国に切り替えた。同工場では現在、シボレー『ボルトEV』を生産しており、新型EVがボルトEVと同じ車両アーキテクチャーの最新版をベースにしていることから、生産地を米国に切り替えたという。

また、米国、メキシコ、カナダの3国間で提案されている新たな貿易協定における調達規則も、新型EVを米国生産にする理由だという。

GMはまた、米国の生産事業全体に総額18億ドルを投資することも発表した。この投資によって、700名の新黄雇用を創出していく。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「この新しいシボレーのEVは将来、全車種に電動モデルを設定する取り組みに向けた前向きなステップ。GMは、成長の機会のある米国事業に引き続き投資する」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  2. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
  3. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  4. xEV時代の“痒いところに手が届く”サプライチェーンとは、名古屋大・山本教授が長瀬産業の最新ソリューションを解説PR
  5. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る