メルセデスベンツの電動商用車『eスプリンター』、プロトタイプの画像 2019年後半に発売へ

メルセデスベンツ eスプリンター のプロトタイプ
メルセデスベンツ eスプリンター のプロトタイプ全 7 枚

メルセデスベンツは3月22日、2019年後半に発売予定の新型EV、『eスプリンター』(Mercedes-Benz eSprinter)の最新プロトタイプ車の画像を公開した。

『スプリンター』は、メルセデスベンツの主力商用車だ。12年ぶりにフルモデルチェンジを受けて、3世代目となる新型スプリンターが欧州で発表された。その新型スプリンターに2019年後半、EVのeスプリンターが追加される。

eスプリンターの開発には、メルセデスベンツ乗用車の新たな電動ブランド、「EQ」の技術を導入。モジュラー化された電動システムを搭載することにより、コスト面でのスケールメリットが追求される。また、eスプリンターは、主に都心部の事業者向けに設計されるEV。環境を保護するだけでなく、顧客に日常的な適応性と柔軟性を備えた付加価値を提供する。

eスプリンターの電動パワートレインは、モーターが最大出力116hp、最大トルク30.6kgmを発生する。最高速は用途に応じて、80km/h、100km/h、120km/hの3仕様が設定される。

バッテリーは蓄電容量が41kWhまたは55kWh。55kWh仕様の場合、900kgの荷物を積んだ状態で、1回の充電で最大150kmを走行できる。急速充電に対応しており、およそ30分でバッテリー容量の8割を充電できる。

なお、eスプリンターの最新プロトタイプ車の画像は、北極圏におけるテストの様子を紹介したもの。メルセデスベンツは、最後のウインター耐久テストが完了した、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  2. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  3. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る