メルセデスベンツ、車載インフォでプレイするゲームのアイデアを競う…完全自動運転時代到来を想定

メルセデスベンツがアイデアを募集する車載インフォでプレイするゲームのイメージ
メルセデスベンツがアイデアを募集する車載インフォでプレイするゲームのイメージ全 3 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は3月22日、車載インフォテインメントシステムでプレイするゲームのアイデアコンテストを開催すると発表した。

現在、主要な自動車メーカーは、自動運転車の開発を進めている。自動運転車の中で、ドライバーが運転操作を車両に任せるのが、完全自動運転車だ。完全自動運転車が実用化されれば、ドライバーは移動中、運転以外の行為を車内で行うことが可能になる。

メルセデスベンツが行うゲームのアイデアコンテストは、この完全自動運転車時代の到来を想定したものだ。ドライバーや乗員は移動中、車載インフォテインメントシステムでゲームを楽しむことが可能になると見込む。

ゲームは、車載電子機器とネットワーク接続するように設計する。ゲームと車載電子機器をネットワーク接続すれば、例えばステアリングホイールを使ってゲームをコントロールしたり、アクセルとブレーキペダルでゲームのスピードを調整したりすることが可能になるという。

また、空調システムを利用して、あらゆる種類の香りを車内に再現することができる。車内の照明を変化させて、日没から月食まで、さまざまなムードを演出することも可能にする。

ゲームのアイデアは、5月16日まで受け付ける。最優秀に選ばれたゲームは、ダイムラーと共同で半年のパイロットプロジェクトに取り組み、さらに発展する可能性がある、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る