【日産 デイズ 新型】プロパイロットやSOSコールを軽自動車初採用

日産デイズ発表会
日産デイズ発表会全 25 枚

日産自動車は、軽乗用車『デイズ』をフルモデルチェンジし、3月28日より販売を開始する。

発売6年目にして初のフルモデルチェンジとなる新型デイズは、日産自動車と三菱自動車の合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画、開発。運転支援技術「プロパイロット」を軽自動車に初搭載した。高速道路での渋滞走行や長時間の巡航走行にて、アクセル、ブレーキ、ステアリングをクルマ側で支援することで、ドライバーの負担を軽減する。

また、先進事故自動通報システム「SOSコール(ヘルプネット)」を軽自動車として初設定。緊急時や事故の危険がある時などに、専門のオペレーターへのデータ通信と音声通話を行うことができる。そのほか、「LDW(車線逸脱警報)」と「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)」を日産の軽自動車に初搭載するなど、先進安全技術を充実させた。

新型デイズでは、新開発プラットフォームの採用により、軽自動車という限られたサイズのなかで「広いキャビンスペース」と「広いラゲッジスペース」を両立。 前席は大人が2人並んで座っても快適に過ごせる広い空間を実現し、後席は大人が脚を組んでもゆったりくつろげるようニールームの長さを710mm確保。荷室は、後席を下げた状態でも385mmの荷室長を確した。

ラインアップは、ダイナミックでスタイリッシュなスポーティモデル「ハイウェイスター」と、親しみやすさと信頼感のあるスタンダードモデル「標準車」を設定。ハイウェイスターには、マルチレフタイプLEDを2段配列したヘッドランプやクリスタルカットグリル&3Dメッシュグリルを採用するなど、先進性と質感を向上させた。

パワートレインは、新開発エンジン、新開発CVTに加え、スマートシンプルハイブリッドを採用し、力強い走りを実現するとともに燃費も向上。ハイウェイスターに搭載したスマートシンプルハイブリッドは、モーターを小型化しながらも、新採用のリチウムイオンバッテリーと組み合わせることで、出力を同等としながらも回生量は約2倍となり、ブレーキで失われていたエネルギーを無駄なく再利用できる。新開発CVTは、低フリクションベルトなどの燃費向上技術や、エンジン音を大幅に低減するエンジン締結剛性を向上させる静粛性向上技術を採用したほか、伸びのある加速感を感じられるDステップを軽自動車として初採用した。

ボディカラーは2トーン4種類、モノトーン13種類の全17種類のバリエーションを用意。価格は127万3320円から177万8760円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る