クーペと変わらぬ性能、マクラーレン 570Sスパイダー[詳細画像]

マクラーレン 570Sスパイダー
マクラーレン 570Sスパイダー全 31 枚

マクラーレン『570Sスパイダー』は、『570Sクーペ』の運動性能とエレガントさはそのままに、爽快なオープンエアドライビングを楽しむことができるという。

2シーター後輪駆動の570Sスパイダーは、マクラーレンスポーツシリーズにおいてクーペ、GTに続く第3のボディスタイルを持っている。クーペをベースにリトラクタブルハードトップが組み込まれており、ルーフを下げた時には、ドライブの楽しさと爽快な気分を味わうことが可能だ。

軽量な2つの複合パネルで構成されたルーフには、『650S』および『675LTスパイダー』に装備され、高い評価を得た技術が採用されており、ルーフを下げた時も上げた時も、流線型の端正な外観が保たれる。さらに性能上の妥協が一切なく、圧倒的なスピード、比類なきダイナミズム、エレガントさといった、570Sクーペの特性がそのままスパイダーにも受け継がれているという。

各スポーツシリーズに共通するカーボンファイバー製のモノセルIIシャシーは、コンバーチブル形状でも強度が損なわれず、構造補強を施されていない。その結果、マクラーレンのエンジニアたちは、スティールやアルミニウムの構造に付きものの強度不足に煩わされることなく、570Sスパイダーの設計および開発に取り組むことができた。

そのルーフは電動で稼働、15秒で開閉ができ、40km/hまで操作可能だ。ウィンドウディフレクターも電動式で、ボタンを押すだけで上下できる。オープン時はこのデフレクターが風の巻き込みを軽減する。また、ルーフが上がっている時にこのデフレクターを下げることで、エンジン音をより楽しんだり、新鮮な空気を車内に取り込んだりすることも可能だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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