インド新車市場(乗用車)でトップシェアのスズキのインド子会社、マルチスズキ(Maruti Suzuki)は4月1日、2018年度のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、過去最高の186万2449台。前年比は4.7%増と、5年連続で前年実績を上回った。
全販売台数186万2449台の内訳は、インド国内が175万3700台。前年比は6.1%増と、プラスを維持する。一方、輸出は10万8749台にとどまり、前年比は13.7%減とマイナスに転じた。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で128万7023台を販売。前年比は4.2%増と引き続き伸びる。
バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が17万8606台を販売。前年比は15.1%増だった。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や『Sクロス』を含めて、セグメント合計で26万4197台を販売。前年比は4.1%増と引き続き増加した。小型SUVの『ビターラブレッツァ』が牽引役を果たしている。
改良新型スズキ Sクロス(日本名:SX4 Sクロス)