メルセデスベンツ Cクラス 次期型、これが噂のEV走行100km「PHEV」だ!

メルセデスベンツ Cクラス 次期型、PHEV 開発車両(スクープ写真)
メルセデスベンツ Cクラス 次期型、PHEV 開発車両(スクープ写真)全 10 枚

メルセデスベンツは現在、次期型『Cクラス』ファミリーの開発に着手しているが、PHEVモデルを初めてスクープした。

まだまだ雪が残るフィンランド北部の山中で捉えた開発車両は、ベースモデル同様のヘビーカモフラージュをまとっている。現行PHEVモデル『C350e』では、リアバンパーに充電ポートがあるが、新型では、左側面リアフェンダーに移動されているのが見てとれる。

次世代型では、軽量に特化した「MRA2アーキテクチャ」(メルセデス・リアホイール・アーキテクチャの第2世代)を採用し、EVブランド「EQ」シリーズに採用される「EVA」(電気自動車アーキテクチャ)と一部のコンポーネントを共有する。ボディサイズは、現行モデルとほぼ同サイズが予想されているが、最新情報では、ホイールベースが延長される可能性があることがわかっている。

パワートレインの目玉は直列4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドで、EV走行だけで100kmと噂されている。現行C350eのEV走行は28.6km、BMW『3シリーズ』新型のPHEVのEV走行が50kmから60kmと予想されているので、事実なら驚異的進化かつ圧倒的なアドバンテージとなる。

また運転支援システムでは、『Sクラス』の「リモートパーキングアシスト」搭載が予想され、ドアの開け締めが困難な狭いスペースにも自動駐車ができることで、乗り降りが楽になる。コックピットにも革命が起きる。MBUXを搭載するディスプレイは、2つのスクリーンが並ぶレイアウトから、アウディ『A8』のような30cmフラットディスプレイ、あるいは、先日スクープに成功した次期型Sクラスのコックピットのように、大型のタブレットタイプのディスプレイが搭載されるかも知れない。

かつてない進化が見られそうな次世代型のワールドプレミアは、2020年内が予想されている。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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