ジェイテクト、ステアリング事業のソフトウェア開発体制を強化

今回の体制強化は、自動運転対応など高度化する技術ニーズに応えるため、ソフトウェア開発拠点の拡張と一層の増員を図るもの。2019年度以降は、100名規模の増員を計画している。
背景には、自動運転化対応、ステアバイワイヤなどの新規システムに対応するため、機能安全設計、冗長設計、サイバーセキュリティ対応など、EPSの技術ニーズがより高度化、多様化していることがある。
このため、ジェイテクトでは2019年4月にEPSのソフトウェア開発組織の見直しを行い、ステアリングシステム開発部、電子システム企画部、MCU開発部を統廃合し、先行システム開発部、電子制御開発部、MCU(モーターコントローラーユニット)開発部、電子要素開発部に再編。EPS固有の組み込みソフトウェアを開発する新規部署を増設した。
今回の拠点拡張により、自動運転対応技術開発、MCU内製化などを進め、一層の商品力強化を推進していく。
《丹羽圭@DAYS》