ジャガー・ランドローバー世界販売5.8%減、ジャガーはEV効果で3.2%増 2018年度

ジャガー I-PACE
ジャガー I-PACE全 5 枚

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rove)は4月8日、2018年度(2018年4月~2019年3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は57万8915台。前年度比は5.8%減と、マイナスに転じている。

全販売台数57万8915台のブランド別の内訳は、ジャガーが18万0198台を売り上げ、前年度比は3.2%のプラス。一方、ランドローバーは39万8717台にとどまり、前年度比は9.3%のマイナスだった。

2018年度の市場別の実績では、最量販市場の中国が、前年度比34.1%減と後退。SUVの販売が好調な北米は、8.1%増とプラスを維持した。欧州を除いたその他の海外市場でも、前年度比2.4%増と引き続き伸びる。

地元英国は、前年度比8.4%増とプラスに転じた。一方、欧州は前年度比4.5%減と引き続き減少した。ジャガー・ランドローバーによると、ディーゼル車に関する環境の変化や新燃費基準のWLTPなどが影響を与えているという。

車種別の2018年度実績では、ランドローバーは『レンジローバー ヴェラール』と、改良新型『レンジローバー』『レンジローバースポーツ』が牽引。ジャガーはEVの『I-PACE』やSUVの『E-PACE』などが貢献した、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  2. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  3. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  4. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る