ZFの48ボルトの電動パワートレイン、建設機械にも拡大展開…「eTRAC」発表

ZFの建設機械向けの48ボルトの電動パワートレイン、eTRACシステム
ZFの建設機械向けの48ボルトの電動パワートレイン、eTRACシステム全 2 枚

ZFは4月8日、ドイツ・ミュンヘンで開幕した「バウマ2019」(国際建設機械・建設資材製造機械・建設用車両専門見本市)において、建設機械向けの48ボルトの電動パワートレイン、「eTRAC」システムを発表した。

【画像全2枚】

ZFはほぼ全ての車両セグメント向けに、電動パワートレインを用意している。その範囲は、自転車から40トントラックまでと幅広い。ZFは、効率的で運動性能に優れた電動パワートレインの開発に関するノウハウを持っている。

ZFは建設機械の分野においても、電動化を進めている。バウマ2019では、建設機械向けの48ボルトの電動パワートレイン、eTRACシステムを発表した。eTRACはモジュラー設計となっており、大型車だけでなく、小型の建設機械など、さまざまな車両への活用が可能だ。例えば、簡単に組み付けが可能なオールインワンタイプのモジュールによって、高効率で静かな電動の建設機械が製造できるという。

ZFは、トラクションやスピードなどのパフォーマンスを犠牲にすることなく、従来のパワートレインと同等の出力を実現する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  5. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る