【CESアジア2019】日産など世界の自動車ブランド60以上が出展へ、VWは次世代車向けAI技術発表予定

CESアジア2019の公式サイト
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米国のコンシューマー技術協会は4月8日、中国・上海市で6月に開催されるCESアジア2019に、日産、ホンダ、フォルクスワーゲン、アウディなど世界の自動車ブランド60以上が出展すると発表した。

CESアジアでは2019年、車載技術をはじめ、5G、人工知能(AI)、拡張・仮想現実、ドローン、小売およびeコマース、ロボットなどの革新的技術を紹介する。

CESアジア2019の展示スペースは、総面積が6万5000平方mを超え、前回より26%増加する見通し。新興企業125社以上を含め、550社が出展する。総来場者数は5万人以上に達すると予想され、1200人以上の報道関係者を含めて70の国・地域から参加が見込まれている。

現時点で自動車メーカーでは、日産、ホンダ、フォルクスワーゲン、アウディなど世界の60以上のブランドが出展する予定だ。

中でも、フォルクスワーゲンは、次世代自動車に搭載されるAI(人工知能)技術の最新成果を展示する。このAI技術は、中国・北京を拠点とするMobvoiと共同開発。Mobvoiは2012年、元グーグル(Google)社員が立ち上げたスタートアップ企業で、スマートウォッチなどを手がけている。2015年にはグーグルから、2017年にフォルクスワーゲンから、それぞれ出資を受けている。

なお、CESアジア2019は、中国・上海市で6月11~13日に開催される。コンシューマー技術協会は、車載技術展示フロアスペースが規模を倍増させ、車両の安全性・ネットワーク接続機能を向上させる技術成果を展示する。車載技術の展示規模はCESアジア史上最大、としている。

《森脇稔》

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