【トヨタ RAV4 新型試乗】ハイブリッドは燃費、機能性、実用性重視派に薦めたい…島崎七生人

トヨタ RAV4 HYBRID G
トヨタ RAV4 HYBRID G全 10 枚

新型『RAV4』にはもちろんハイブリッド車が設定されている。FF(2WD)のほか、モーターで後輪を駆動するE-Four(電気式4輪駆動)も用意するのが特徴だ。

【画像全10枚】

フロントまわりのデザインが異なるHYBRID

トヨタ RAV4 HYBRID Gトヨタ RAV4 HYBRID G

試乗車はE-Fourの“HYBRID G”。別にレポートしているガソリンエンジン車の“Adventure”とは外観上、フロントまわりのデザインが異なっており、グリルやバンパーまわりが独自の形状に。ボディ色もモノトーンのみの設定となり、オーソドックスな定番色を中心に全6色が設定されている(写真の試乗車はグレーメタリック)。2トーンは心のどこかで現行の『ボルボXC40』を連想しなくもないけれど、モノトーンだと気持ちもルックスもすっきりする…そんな気もする。

一方でインテリアは、ハイブリッドとはいえベースはガソリン車と共通のデザイン。メーターパネル内の表示項目と、シフトまわりの操作スイッチは専用で、試乗グレードの場合、EVモードの選択ボタンが備わるほか、ドライブモードセレクトはダイヤルを左右に捻ればECOとSPORTに、押すとNOMALに切り替わり、モードごとにダイヤルの照明色が切り替わる(ECO=緑、SPORT=赤、NOMAL=青。スピードメーターも同様)のがわかりやすい。悪路からの脱出に心強い“TRAIL”モードも標準装備している。

実用性、効率の高さが味わえる走り

トヨタ RAV4 HYBRID Gトヨタ RAV4 HYBRID G

ところでHYBRIDには2.5リットルのガソリンエンジン(A25AーFXS型=178ps/22.5kgf・m)にモーターを組み合わせシステム最高出力222psのパワートレーンを搭載。電気式無段変速機は、シフトレバーをSモードに倒すことで6速シーケンシャルとしても操作可能としている。燃費はWLTCモードで20.6km/リットルだが、その走りはハイブリッドらしい実用性、効率の高さが味わえるもの…といったところ。もちろんEVモードも活用できるほか、システムの動力性能をフルに発揮させた力強い走りも可能。とはいえ日常的に乗りこなす場合も、動力性能の不満や、アクセル、ブレーキなどの操作感にも違和感はなく、普通に走らせられる。

試乗当日のガソリン車の“Adventure”との乗り較べでいうと、試乗車同士の車重差(コチラが60kg重くバランスで見るとリヤが+40kgだった)、タイヤのメイクとサイズの違いもあり(タイヤサイズはコチラのほうが1インチ小さい)、ヴィークルダイナミクスの点では、ガソリン車のほうが1枚上手に感じた。爽快に走らせたい気持ちが強ければガソリン車、普段使いの燃費と実用/機能を求めるならハイブリッド…そんな選択肢だと思う。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』復活へ、「現代版GT-FOUR」なるか?…土曜ニュースランキング
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. 【スズキ クロスビー 新型試乗】独特な世界観と走りは、往年のシトロエンを思い起こさせる…中村孝仁
  4. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  5. 現代風アレンジで表情一新! スズキ『Vストローム250』7月23日発売、価格は68万5300円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  2. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  3. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る