アウディ S6 と S7 がターボと電動コンプレッサーでW過給、48VマイルドHVも採用…欧州はディーゼルに変更

最大出力349hp、最大トルク71.4kgm。S6セダンは0~100km/h加速5.0秒、最高速250km/h

48Vのマイルドハイブリッドで燃費性能を追求

アウディの「S」モデルらしいスポーティな内外装を採用

アウディ S6 セダン 改良新型
アウディ S6 セダン 改良新型全 27 枚

アウディは4月11日、『S6 セダン』(Audi S6 Sedan)、『S6アバント』(Audi S6 Avant)、『S7スポーツバック』(Audi S7 Sportback)の3車種の改良新型に、欧州で高性能ディーゼルエンジンを搭載すると発表した。

画像:アウディ S6 と S7 の改良新型

3車種はそれぞれ、『A6セダン』、『A6アバント』、『A7スポーツバック』がベースの高性能モデルだ。従来、S6 セダン、S6アバント、S7スポーツバックには、ガソリンエンジンが搭載されてきた。今回の改良を機に、欧州ではディーゼルエンジン搭載車に変更される。

最大出力349hp、最大トルク71.4kgm。S6セダンは0~100km/h加速5.0秒、最高速250km/h

3車種には、直噴3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル「TDI」エンジンを新たに搭載する。このエンジンは、ターボチャージャーと電動コンプレッサーでダブル過給されているのが特長だ。電動コンプレッサーは、発進時やエンジンが低回転の状態から加速する場合などに、ターボチャージャーの働きをサポートして、優れたレスポンスとフレキシブルなドライバビリティを追求する。

アウディ S6 アバント 改良新型アウディ S6 アバント 改良新型この結果、最大出力349hp、最大トルク71.4kgmを獲得する。71.4kgmの大トルクは、2500~3100rpmで引き出される特性を持つ。トランスミッションは8速ティプトロニック。駆動方式は4WDのクワトロ。動力性能はS6セダンの場合、0~100km/h加速が5.0秒、最高速は250km/h(リミッター作動)。S6アバントとS7スポーツバックの場合、0~100km/h加速は5.1秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

48Vのマイルドハイブリッドで燃費性能を追求

3車種には、48Vのマイルドハイブリッドを採用した。48ボルトの電源システム、BAS(ベルト駆動式オルタネーター・スターター)、10 Ahのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、走行中に最長で40秒エンジンを休止させ、惰性走行で燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、22km/h以上の幅広い走行条件で作動。減速時には、BASが最大8kWのエネルギーを回生する。アウディによると、マイルドハイブリッドの効果により、実走行で100kmあたり、最大0.4リットル燃料消費を削減するという。

アウディの「S」モデルらしいスポーティな内外装を採用

内外装は、アウディの「S」モデルらしく、スポーティな演出が施される。エクステリアでは、フロントグリル、フロントブレード、サイドエアインレット、ドアミラー、リアディフューザーに、ダーククロームやアルミの装飾が施される。20インチのアルミホイールが、スポーティさを強調する。21インチはオプションだ。タイヤサイズは255/40R20を装着する。

アウディ S7 スポーツバック 改良新型アウディ S7 スポーツバック 改良新型インテリアは、ブラックカラーを基調に、Sのロゴのエンボス加工が施されたスポーツシートなどを装備。シートはレザーとアルカンターラの組み合わせで、フルレザーの「ヴァルコナ」が選択できる。インテリアをさらにカスタマイズするために、さまざまなレザーパッケージを用意。フットレストとペダルキャップはステンレス製で、ドアを開くと、Sのロゴ入りアルミ製シルプレートが乗員を迎える。

デジタルコクピットの「アウディバーチャルコックピット」の最新版を標準装備する。Sモデルの専用グラフィックレイアウトを採用。12.3インチのディスプレイや、アウディのMMIナビゲーションを装備している。

サスペンションやブレーキなど、足回りは強化されている。ドライバーは「アウディドライブセレクト」を介して、スポーツディファレンシャルの設定を変更できる。

《森脇稔》

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