高齢者・障害者への接遇レベルを向上、交通事業者向け研修プログラムを作成 国交省

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国土交通省は4月10日、2017年2月に決定された「ユニバーサルデザイン2020行動計画」を踏まえ、交通事業者による接遇研修を充実し、高齢者や障害者に対する一定水準の接遇を確保するため、研修モデルプログラムを作成したと発表した。

「ユニバーサルデザイン2020行動計画」は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、政府全体で「心のバリアフリー」に取り組むことを掲げる。国土交通省では、高齢者や障害者に対する交通事業者による一定水準の接遇を確保するため、2018年5月に「交通事業者向け接遇ガイドライン」を作成・公表した。

今回、「交通事業者向け接遇ガイドライン」の実施を促進するため、「交通事業者向け接遇研修プログラム作成等のための検討会議」が、交通事業者による接遇研修を充実するための研修モデルプログラムを作成した。プログラムの活用によって、交通事業者各社が自社の接遇研修を充実し、ソフト面での高齢者・障害者の移動円滑化が推進されることを後押しする。

交通事業者向け接遇研修モデルプログラムでは、カテゴリ1で職場のバリアから考える接遇の心構えや法令、社会的背景から学ぶ「心のバリアフリー」の基本を掲載。カテゴリ2では、障害の特性と基本的な接遇方法、接遇ガイドラインに基づく接遇方法、接遇方法の実技実習、障害当事者体験などを示した。

《レスポンス編集部》

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