「クルマ離れ」どこ吹く風、富士で「モーターファンフェスタ」にぎわう

新型「GRスープラ」のカスタムモデルも展示された「モーターファンフェスタ2019 in 富士スピードウェイ」(HKSブース)
新型「GRスープラ」のカスタムモデルも展示された「モーターファンフェスタ2019 in 富士スピードウェイ」(HKSブース)全 54 枚写真をすべて見る

クルマ好きのための祭典「モーターファンフェスタ2019 in 富士スピードウェイ」が4月14日に開催された。国内外のメーカーによる話題の新型車の展示や試乗、サーキット走行や体験イベントなど、様々な催しが用意され、多くのクルマ好きで賑わった。

前日まで厳しい寒さや雨が予想されたが、この日は晴天に恵まれ、周辺で満開の桜と合わせてクルマ文化をたっぷりと味わうことができるイベントとなった。


今年で4回目となるモーターファンフェスタは「“試乗” 最大の自動車体感イベント」をテーマに開催。自動車雑誌の老舗、三栄書房が運営委員会・後援に携わることもあり、そのコンテンツのボリュームはとても1日では味わいきれないほど。出展社は、トヨタ、レクサス、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱、スズキ、ダイハツと国産メーカーが勢ぞろい。インポーターも、アバルト、アストンマーティン 、アウディ、BMW、MINI、GM(シボレー、キャデラック)、ジャガー・ランドローバー、メルセデスベンツ、スマート、ルノー、フォルクスワーゲン、ボルボなどが所狭しと軒を連ねた。

テーマの通り、試乗イベントが目白押しだ。「新型車大試乗会」では、『NSX』や『GT-R』『WRX』など国産スポーツのほか、話題のBMW『Z4』や『ジムニー』、『デリカD:5』に、『センチュリー』まで60台を取り揃えた。参加受付には開場と同時に長蛇の列ができ、正午を過ぎても人だかりが絶えることはなかった。このほかにも、BLITZやHKSによるチューニングカーの試乗、モデューロ体験試乗、横浜ゴムによるウェット試乗に、ホンダ、ヤマハ、スズキによる二輪試乗など、様々なスペシャルな体験が用意された。
BMW Z4 新型(モーターファンフェスタ2019 in 富士スピードウェイ)
またピットやピット前には最新車種やスーパーカー、往年のレーシングカーが並べられた。中でも注目を浴びていたのは、新型『スープラ』との共同開発として話題の新型BMW『Z4』だ。来場者はコックピットに乗り込み、幌の開閉を試し、その様子を動画で撮影するなど満喫していた様子。

このほかにもアウディ『R8』や『RS4アバント』、昨年の日本カーオブザイヤーを受賞したボルボ『XC40』など、さながらモーターショーのような豪華な展示内容に、若者や家族連れも満足の様子だった。

主要メーカー以外による展示やショップによる販売ブースも100も超え、来場者たちは贔屓のブランドやカスタムされた色とりどりのスーパーカーに目を輝かせていた。

共催イベントも豪華だ。アストンマーティンは「トラック エクスペリエンスデー」と題し、30台のアストンマーティンによる走行を実施。スペシャルコンテンツとしてサーキット専用モデル『ヴァルカン』のデモンストレーションもおこない、会場を賑わせた。

GMジャパンによるシボレーファンイベント「CHEVROLET FAN DAY 2019」も賑わいを見せた。ドライブレッスンやサーキットでのアクティブ走行など、オーナー/ファン向けのコンテンツだけでなく、日本中の新型『コルベット』や『カマロ』が集結したと思わせるほどのパレードランは多くの来場者を魅了した。V8サウンドが響くと、観客たちは一斉にカメラを向け撮影に勤しんだ。

ファンイベントに定評があるルノーも「ルノー・スポール・ジャンボリー」を開催。「新旧問わずルノー車で来場すれば先着200台まで専用駐車場が無料」ということもあり、色とりどりのルノー車が集結。昨年発売したアルピーヌ『A110』の姿も多くみられ、注目を浴びていた。

「クルマ離れ」などどこ吹く風。そんな雰囲気を感じられる1日となった。

ルノー・スポール・ジャンボリー(モーターファンフェスタ2019 in 富士スピードウェイ)

《宮崎壮人》

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