ソフトバンク、5Gを使って自動車専用道のICや渋滞を監視できることを確認

IoT(加速度センサ)による橋梁の健全性監視(衣浦豊田道路牛田料金所付近)
IoT(加速度センサ)による橋梁の健全性監視(衣浦豊田道路牛田料金所付近)全 4 枚

ソフトバンクは、愛知県の有料道路で、第5世代移動通信システム(5G)を使ったスマートハイウェイ実現に向けた実証実験をに成功した。4月15日に発表した。

【画像全4枚】

実証実験は、加速度センサによる橋梁の健全性監視を衣浦豊田道路・牛田料金所付近、AI(人工知能)によるインターチェンジ監視を知多半島道路・半田中央インターチェンジ付近、IoTによる渋滞監視を知多半島道路・大府東海インターチェンジ周辺の上り車線で実施した。

実験にはワイヤレスシティプランニング(WCP)、パシフィックコンサルタンツ、前田建設工業、愛知道路コンセッションと協力して実施した。

橋梁の健全性については、5Gの特長の一つとされる多数同時接続の要素技術を実装した大規模マシンタイプ通信無線機を試作し、橋桁や橋脚の微小な振動を監視するため、「加速度センサ」を多数設置して無線機でデータを収集した。この結果、橋桁や橋脚の多点で計測した特長的な振動特性を、リアルタイムで監視できることを確認したとしている。

インターチェンジ監視では、ソフトバンクが開発した「おでかけ5G」(可搬型5G設備)を、半田中央インターチェンジに配置し、大容量通信を用いた高精細な4K映像の伝送とMECサーバーよるAI画像解析を行い、落下物や逆走車を検出する実験を行った。この結果、高精細な4K映像を解析することで、HD画質では検出できない小さな物体をAIで検出できることを確認したとしている。

渋滞監視では、IoT無線技術とソーラーバッテリーを活用した簡易トラフィックカウンターを道路上に多数設置し、渋滞検出精度を向上させる実験を行った。この結果、特定地点の渋滞発生を検出できたことに加え、従来と比べて渋滞の長さをより精細に検知できることを確認したとしている。

《レスポンス編集部》

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