札幌市電の「ササラ電車」に新型車…およそ20年ぶり、その名は「雪21号」

雪21号の外観。塗色は新しい雪11号と変わっていない模様だ。
雪21号の外観。塗色は新しい雪11号と変わっていない模様だ。全 4 枚

札幌市電冬の風物詩で、「ササラ電車」と呼ばれる除雪車の新型車がこのほど納車された。札幌市交通局が4月15日、公式ツイッターで明らかにした。

【画像全4枚】

ササラ電車は前面に取り付けられた竹製の箒のようなものを回転させて雪をはね飛ばす除雪車。箒は英語で「ブルーム」を意味することから「ブルーム式除雪車」とも呼ばれる。

現在、札幌市電には1949年製の雪1形雪1~3号、1999年製の雪10形雪11号(2代目)という4両のササラ電車が在籍しているが、今回納入されたのは「雪21号」と呼ばれるもので、ササラ電車としてはおよそ20年ぶりの新型車となる。

今後は札幌市中央区の電車事業所で、今冬の運用開始へ向けた調整が行なわれるという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産の大型SUV『パトロール』、2027年に日本発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産『エルグランド』新型、第3世代e-POWERで威風堂々のプレミアムミニバンに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産が続落、新型『エルグランド』発表も株価はさえず
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る