三菱マヒンドラ農機の補修用部品にアスベスト---規制後の対応に不備

アスベストを含有する補修用部品の例
アスベストを含有する補修用部品の例全 3 枚

三菱マヒンドラ農機は15日、2006年の規制に基づいた、アスベストを含有する補修用部品の廃棄・代替化の作業に不備があり、規制後においてもアスベストを含有する補修用部品を出荷・販売していたと発表した。

「労働安全衛生法施行令」改正により2006年9月1日から、石綿(アスベスト)をその重量の0.1%を超えて含有する部品は、製造・輸入・譲渡・提供・使用が禁止となった。三菱マヒンドラ農機では、完成品および補修用部品のノンアスベスト化への対応を実施していた。

誤って出荷・販売された部品は、2006年9月から2018年7月に補修用部品として出荷された、農業機械(トラクタ、田植機、コンバイン)用のギヤケース、チェーンケース、ベアリングケース等のガスケット、パッキン。

三菱マヒンドラ農機では、当該部品は、通常使用時や取り付け作業時にアスベストが飛散する可能性は極めて低く、安全性には問題ないとする。ただし、取り外し作業時には、別記には相応の処置が必要となる。

当該部品を規制開始以降に購入した顧客には出荷元より連絡し、法令に則っての廃棄処分含む、必要な対応をする。

なお三菱マヒンドラ農機では、規制開始以降に販売したアスベスト含有部品の調査を継続して実施中だ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る