令和改元へ鉄道事業者173社局の情報システムに支障なし 4月16日の石井国交相会見

新元号は令和
新元号は令和全 2 枚

石井啓一国土交通大臣は4月16日に開催された定例会見で、平成から令和への改元に伴なう、国や各事業者が運用する情報システムの支障の有無について記者の質問に答えた。

【画像全2枚】

政府は新元号が「令和」と発表された4月1日に「新元号の円滑な移行に向けた関係省庁連絡会議」を開催し、改元による元号表示の取扱いについての申合せを行なうとともに、経済産業省からは4月2日に、改元後も情報システムが正常に稼働するように、その改修などに万全を期すことが伝えられた。

これを受けて、国土交通省と同省が所管する独立行政法人、鉄道事業者などが運用する情報システムについては、4月15日までに支障の有無を確認するとされていた。

この件に関して石井大臣は「国土交通省や所管する独立行政法人等が運用する情報システムに関しましては、国民生活に影響を及ぼす可能性がある89のシステムについて、稼働に支障が無いことを確認しているほか、これ以外の運用している情報システムにつきましても、稼働に支障が無いことを網羅的に確認いたしました」と述べた。

鉄道事業者については、JR・大手私鉄・公営事業者35社局のほか、準大手・中小鉄軌道事業者など138社でシステム稼働に支障がないことを確認したという。

その上で石井大臣は「改元日である5月1日や開庁日である5月7日まで気を緩めることなく、万全を期してまいりたいと考えております」と述べ、業界団体や国土交通省のウェブサイトを通しての周知を継続していく意向を示した。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る