ZFの最新自動運転システム、エヌビディアのプラットフォームを採用…上海モーターショー2019

最新の自動運転システム「coPILOT」を発表するZF(上海モーターショー2019)
最新の自動運転システム「coPILOT」を発表するZF(上海モーターショー2019)全 3 枚

エヌビディア(NVIDIA)は、中国で開幕した上海モーターショー2019において、ZFの最新自動運転システムにエヌビディアの「NVIDIA DRIVE」プラットフォームが採用された、と発表した。

ZFの最新自動運転システムが、「coPILOT」(コパイロット)だ。このシステムは、AI(人工知能)と包括的なセンサーセットを活用することで、とくに高速道路におけるさまざまな自動運転機能を可能にする。

coPILOTは音声コマンドにも対応する。また、交通状況を認識し、車両操作を感知し、ドライバーを監視するよう設計されており、即座に制御システムに介入し、危険な状況を事前に回避することを支援する。

ZFのこのcoPILOTに、エヌビディアのNVIDIA DRIVEプラットフォームを採用した。coPILOTには、ZFの第2世代の「ZF ProAI」セントラルコンピュータを搭載。ZF ProAIは、「NVIDIA DRIVE Xavier」プロセッサをコアに、ドライバーアシスタンス機能のための学習済みアルゴリズム統合し、完全な制御を行う。

ZFの自動運転システム「コパイロット」を搭載したジャガーI-PACEのデモ車両ZFの自動運転システム「コパイロット」を搭載したジャガーI-PACEのデモ車両

柔軟性、拡張性に優れたこのシステムは、シームレスな更新が可能。要望に応じて、車両メーカー独自の、またはZFの開発による機能を追加することもできる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  7. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  8. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  9. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  10. MINIに新種『エースマン』登場、航続406kmのEV…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る