10連休前の悲報、スリランカ爆破テロ、神戸では市バス暴走[新聞ウォッチ]

スリランカ爆破テロ (c) Getty Images
スリランカ爆破テロ (c) Getty Images全 1 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

夏の参院選の前哨戦となった衆院の2補欠選挙と第19回統一地方選の後半戦が投開票され、衆院大阪12区補選では日本維新の会の藤田文武氏が、自民党の新人ら3人を破って当選。衆院沖縄3区補選では野党が推す屋良朝博氏が、自民党候補との一騎打ちを制したという。

きょうの各紙も統一地方選開票速報のための紙面制作や輸送に特別態勢をとっているが、朝日と日経を除く各紙の1面トップは「衆院補選自民2敗」。2012年の第2次安倍内閣発足後、自民党が国政選の補選で負けたのは初めてで、「忖度」発言や復興を巡る失言で批判を浴びた安倍政権の体質も問われた開票結果といえそうだ。

きょうの紙面で、統一地方選関連以外のニュースでは朝日が1面トップで報じた「スリランカ同時テロ」と「神戸・三ノ宮駅前の市バス暴走事故」を大きく取り上げている。このうち、神戸市が運行する路線バス事故は、JR三ノ宮駅前の県道で、低速のまま赤信号を無視して横断歩道に進入失言歩行者を次々にはね、2人が死亡し1人が重傷、5人が軽傷を負ったという大惨事となった。

バスを運転していた64歳の市交通局職員を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)容疑で現行犯逮捕した。市は運転していた職員には糖尿病の持病があり、インシュリンを使用しているが、直近の定期健康診断では「支障はない」と判断していたという。

暴走による重大死亡事故といえば、東京・池袋では87歳の旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長の乗用車が暴走し、母子がはねられ死亡した事故があったばかりである。その乗用車はガードパイプに接触後、数秒間で約150メートルを暴走。周囲の防犯カメラには、速度を落とさないまま蛇行せずに通行人のいる横断歩道に進入する様子が記録されていたという。通行人を回避するようなハンドル操作がされていなかったまま、制限速度の50km/hを大幅に超える猛スピードだったとみられる。

皇位継承で今週末の4月27日からは「10連休」が始まる。元号も「令和」に替わるが、そんなり祝賀ムードを台無しにするような罪のない歩行者を巻き込む悲惨な交通事故やテロ爆発事件などが大きなニュースにならないことを願いたいものである。

2019年4月22日付

●衆院選、自民2敗、大阪維新、沖縄野党系(読売・1面)

●私用ヘリ代日産負担、ゴーン被告 娘の結婚式出席、社内調査(読売・18面)

●市バス歩行者次々はねる、2人死亡6人けが、神戸・三ノ宮駅前(読売・19面)

●スリランカ爆発200人超死亡、教会・ホテル標的、8施設、邦人数人けが(朝日・1面)

●池袋暴走、ハンドル操作せず突入、防護柵接触でパニックか(産経・19面)

●中国で燃料電池車普及向け、トヨタ、北京汽車と提携へ(東京・3面)

●月曜経済観測 豊田合成・宮崎直樹社長、新興国の自動車市場は、中印、成長シナリオ不変(日経・3面)

●ドル、2年ぶり高値迫る、実効レート、米景気、内需で底堅く(日経・6面)

●トヨタ、精華大学と共同研究、トヨタ社長講演、EVなど(日経・7面)

●ゴーン前会長きょう追起訴、再保釈の可否焦点(日経・38面)

《福田俊之》

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