VWグループが電動化攻勢を加速、充電インフラ整備に向けた新合弁立ち上げ…上海モーターショー2019

充電インフラ整備に向けた新しい合弁事業を立ち上げると発表したフォルクスワーゲングループのヘルベルト・ディースCEO(上海モーターショー2019)
充電インフラ整備に向けた新しい合弁事業を立ち上げると発表したフォルクスワーゲングループのヘルベルト・ディースCEO(上海モーターショー2019)全 3 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は、中国で開幕した上海モーターショー2019において、電動化攻勢を加速するために、充電インフラ整備に向けた新しい合弁事業を立ち上げると発表した。

フォルクスワーゲングループは、e-モビリティにおけるさらなる焦点として、充電インフラの整備を重視している。フォルクスワーゲングループはこの分野において、急増している中国の「NEV」(新エネルギー車。EVやプラグインハイブリッド車)の顧客が、旅先でより便利に充電できるように、新しい合弁事業を設立する。

フォルクスワーゲングループは第一汽車、JAC(安徽江淮汽車)、スターチャージと、新たな提携を結んだ。2019年末から、家庭用充電ウォールボックスと幅広い公共充電ネットワークをNEVユーザーに提供する。

フォルクスワーゲングループの子会社、モビリティアジアが、車載コネクティビティサービスとして、現在地から最も近い充電ステーションを検索するためのサービスを開始する。これにより、NEVユーザーの充電を、さらに簡単なものにしていく計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. R35 GT-Rのタイムアタックでトーヨータイヤが熱い?! フェニックスパワーで真相を聞いた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る