コンチネンタル、電動パワートレイン部品の生産能力を大幅引き上げへ…上海モーターショー2019

コンチネンタルのプレスカンファレンス(上海モーターショー2019)
コンチネンタルのプレスカンファレンス(上海モーターショー2019)全 3 枚

コンチネンタル(Continental)は、中国で開幕した上海モーターショー2019において、電動パワートレイン部品の中国での生産能力を大幅に引き上げると発表した。

中国では、政府が主導する形で、「NEV」(新エネルギー車。EVやプラグインハイブリッド車など)の販売台数が増加している。2018年は、過去最高の124万台を販売し、前年比は63%増と伸びた。これを受けてコンチネンタルは、電動パワートレイン部品の中国での現地生産能力を大幅に引き上げる。

具体的には、統合型高電圧ドライブシステムの生産能力を拡大する計画。2019年後半には、現在の常州に加えて、中国の天津工場においても、統合型高電圧ドライブシステムの現地生産を開始する予定だ。統合型高電圧ドライブシステムは、電気モーター、トランスミッション、パワーエレクトロニクスを一体設計したものとなる。

さらにコンチネンタルは、中国でリチウムイオンバッテリー技術を手がける「CALB」と提携。自動車向けの48ボルトバッテリーシステムを開発し、中国で現地生産する予定だ。この提携により、モーター、コントロールユニット、48Vバッテリーなど、単一電源から完全な48Vシステムを供給する、としている。

コンネンタルの統合型高電圧ドライブシステムコンネンタルの統合型高電圧ドライブシステム

《森脇稔》

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