ルノーの小型商用EVプロトタイプ、航続150km…ラストマイルの課題に対応

ルノー EZ-FLEX
ルノー EZ-FLEX全 8 枚

ルノーグループは4月23日、ルノー『EZ-FLEX』(Renault EZ-FLEX)をフランスで発表した。

画像:ルノー EZ-FLEX

EZ-FLEXは、ルノーが開発した小型の商用EVプロトタイプだ。都市部での配達における「ラストマイル」の課題に対するソリューションを提案した1台が、ルノーEZ-FLEXとなる。

EZ-FLEXのボディサイズは、全長3860mm、全幅1650mm、全高1880mm。最小回転半径は4.5 mと、取り回し性に優れる。コンパクトボディでありながら、荷室容量は3立方mを確保している。

配達の際の頻繁な乗り降りに配慮して、運転席へアクセス性を高めた。ヒューマンマシンインターフェースは最新のもので、スマートフォンに完全に統合されている。

EZ-FLEXは現在位置、走行距離、航続、速度、停車位置など、さまざまなデータを収集する。このデータは、リアルタイムまたは毎日1回、車載コネクトシステムを通じて送信される。

また、EZ-FLEXのEVパワートレインに関しては、1回の充電での航続が最大150kmの性能を備える、としている。

《森脇稔》

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