『DIATONE SOUND.NAVI』でカーライフはこう変わった Part4…もやもやした気持ちがなくなった

愛用者に訊く。『DIATONE SOUND.NAVI』でカーライフはどう変わったのか…。 Part4
愛用者に訊く。『DIATONE SOUND.NAVI』でカーライフはどう変わったのか…。 Part4全 7 枚

ハイエンドメインユニットの代表格である『DIATONE SOUND.NAVI』。それをこれまでに複数台使ってきた愛用者の声を紹介する長期連載をお届けしている。彼らは『DIATONE SOUND.NAVI』を中心としたカーオーディオライフを、いかに楽しんでいるのだろうか。

第4回目となる今回は、青森県八戸市に店舗を構える実力ショップ"イングラフ"でシステムを構築した類家遼太さん(31歳)を取材した。類家さんにとって『DIATONE SOUND.NAVI』はどのような存在なのか。同店を訪ね、じっくりと話を訊いてきた。

■クルマの乗り替えを契機に、本格システムの構築を決意。

まずは、類家さんのカーオーディオ遍歴から教えてもらった。

類家遼太さん。類家遼太さん。

「10年ほど前からスピーカー交換やナビの取り付けなどを自分でやるようになりました。専門学校を卒業した後にカー用品量販店に就職し、一通りのことを覚えたあたりから、クルマいじりをいろいろと楽しむようになったんです。スピーカー交換はクルマを乗り替えたら都度、実行してきました。使うのはいつもエントリーモデルでしたが、純正スピーカーのままでは嫌だったんです。デッドニングも自分でやっていました。

そして一昨年の12月に今のクルマ(平成13年式トヨタ・セリカ)に乗り替えたのですが、それをきっかけに、本格的にカーオーディオを始めてみようと思い立ちました。本腰を入れてやってみたい気持ちは以前から持っていて、しかし前のクルマはメインユニットが交換しづらいタイプの車種だったので踏み切れないでいたんです。でもこのクルマならいじれるなと思って」

類家遼太さん(右)とイングラフ・木村さん。類家遼太さん(右)とイングラフ・木村さん。

"イングラフ"との付き合いはどのようにして始まったのだろうか。それについては同店代表の木村さんが教えてくれた。

「僕もかつてはカー用品量販店に勤務していたんです。で、退職した後も元同僚に会いに、働いていたお店にちょくちょく顔を出しています。そうしている中で新入社員として入社してきた類家さんと知り合いました」

類家遼太さん。類家遼太さん。

類家さんが話しを続けてくれた。

「カーオーディオには興味がありましたから、以来"イングラフ"さんに遊びに来るようになり、本格的に始めるタイミングをうかがっていました。そしていよいよ去年の3月に、メインユニットとスピーカーの取り付けを木村さんにお願いすることにしたんです」

イングラフ(青森県八戸市)。イングラフ(青森県八戸市)。

■本格システムの構築を、初めてプロショップにオーダーするも…。

こうして遂に初めて、"カーオーディオプロショップ"でシステムを組むことを決めた類家さん。選んだユニットは何だったのだろうか。

イングラフ(青森県八戸市)。イングラフ(青森県八戸市)。

「スピーカーは奮発してミドルグレードのモデルを付けることにしました。それまでもカロッツェリアを使うことが多かったので馴染みがあり、『PRSシリーズ』の2ウェイモデルを選びました。そしてそれを鳴らすメインユニットには何を使おうかと木村さんに相談したところ、予算を抑えようと考えるなら良いものがあるよと、中古の『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ90PREMI』をすすめてもらったんです。

それまではメインユニットもエントリー機しか使ったことがなかったので、ハイグレードなモデルを使ってみたいと思っていました。しかし予算的に、『DIATONE SOUND.NAVI』の最新モデルには手を伸ばせませんでした。でも中古なら手が出るなと。型落ちではあるけれど『NR-MZ90PREMI』も十分にハイグレードなモデルですから、それに決めたんです。

インイングラフ(青森県八戸市)。インイングラフ(青森県八戸市)。

ところが…。いざシステムが完成して音を聴いてみて、なんか違うなと感じてしまったんです」

それについては木村さんがこう説明してくれた。

「当店に遊びに来てはデモカーや店頭のハイエンドホームオーディオの音を聴き込んでいましたから、知らず知らずのうちに耳が肥えてしまったんだと思います(笑)。通っている期間も長かったですし、理想の音のレベルが高くなっていたんでしょうね」

類家さんがこう続けた。

「スピーカーの性能が上がったことは実感できたのですが、もっと良い音が出せるはずだと。なのでメインユニットを換えれば状況が変わるのかもと考えて、その4か月後くらいに1DINの上級メインユニットへの交換を決意し、『DIATONE SOUND.NAVI』は一旦外しました」

■もやもやした気持ちを引きずったまま約1年が経過。そしていよいよ次なる行動に出る。

メインユニットを交換してからはどうだったのだろうか。

「むしろ後退してしまいました…。一層もやもやが募りましたね。その後、どうしたものかといろいろと思い悩みながら日々を過ごしました。

そうして辿り着いた結論が、『DIATONE SOUND.NAVI』の最新モデルへの換装です。『DIATONE SOUND.NAVI』は悪くはなかったなと改めて感じていましたし、ならば最新モデルにしたらどうなるのかという思いが湧いてきたんです。いろいろと情報収集もしながら検討を重ねて。そしてようやく仕事が落ち着いた今年の2月に、それを実行に移しました。

最初は『NR-MZ300PREMI』を付けようかと思っていたのですが、セリカでは8型モデルを装着しようとすると加工が必要になるので『NR-MZ200PREMI-2』の方が良いのではと提案してもらい、機種はそれに決めました」

結果はどうだったのだろうか…。

「音がガラリと変わりました。凄く良くなったんです。びっくりしました。そしてとてもうれしくなりました(笑)。

解像度が高くて、一発ですべての音を出してくれる、そんなイメージです。1つ1つの楽器の音もよく分かるようになりましたし。こんなに変わるのかと、本当に驚かされました。もやもやした気持ちは一切なくなりました。とても気に入っています。

音以外の部分もすべてが良くなっていました。スマホのように操作できるのもとても楽しいですし、使い心地も上々です。画面も相当に見やすくなっています。導入する前は正直ちょっと高いかなと思っていたのですが、いざ使ってみて、価格以上の価値があったなとつくづく実感しています」

■「『NR-MZ200PREMI-2』を導入して夢が広がりました。今後のプランを練るのが楽しみです」

類家さんはさらにこう続けた。

「今は、NR-MZ200PREMI-2』を使ってどこまで音を良くできるのか、それを考えては日々わくわくしています。

いろいろと夢は広がっています。外部パワーアンプも使ってみたいですし、ドアスピーカーのアウター化もしてみたいですね。サブウーファーのグレードアップにも興味があります。

そして最終的にはフロントスピーカーの3ウェイ化をしてみたいですね。どんなスコーカーが合うのかを妄想しながら楽しんでいます。これらを1つ1つ、時間をかけて順番にやっていきたいと思っています。そうすることで都度音の変化を楽しめたらいいなと。

ただ、セリカに乗れる時間は限られているんですよね。3年前から家業を継いで農業を営んでいて、仕事が忙しいんです。普段乗るのは軽トラかトラクターですし。セリカに乗るのは夜にコンビニに行くときくらい。そしてコンビニの駐車場で10分とか音楽を聴いて。その僅かな時間が大切な癒しの時間になっています。気が付くと1時間くらい聴いていることもあるのですが(笑)。あと、繁忙期には月に1日くらいしか休めないのですが、そのときには1日中クルマに乗っています。

セリカがあるから仕事を頑張れている、という部分も大きいですね。セリカで良い音が聴ける時間を楽しみにしながら仕事に励んでいます。『NR-MZ200PREMI-2』に出会えたおかげです。これを導入して本当に良かった。大満足しています」

本格的にカーオーディオを始めて1年少々が経過した類家さん。求める理想が高かったこともあり多少の回り道はしたけれど、『NR-MZ200PREMI-2』と巡り会えた以降は求める音を手にでき、そしてカーオーディオライフの充実度を一気に引き上げることができたようだ。

もしもクルマの中で良い音を楽しむことに興味があるのなら、『DIATONE SOUND.NAVI』の最新モデルの導入を検討してみてはいかがだろうか。これを使えば類家さんのように、新たな世界が広がるかもしれない。トライする価値は高そうだ。

愛用者に訊く。『DIATONE SOUND.NAVI』でカーライフはどう変わったのか…。 Part4

《太田祥三》

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