100km/hまでわずか2.25秒…VW「ID.R」、EV世界最速ねらいニュル来襲

ニュルを走る VW ID.R(スクープ写真)
ニュルを走る VW ID.R(スクープ写真)全 17 枚

フォルクスワーゲンが4月に初公開したばかりのEVレーサー、『ID.R』がニュルブルクリンクで非公式ながら初の高速テストを開始した。

ID.Rは、2018年に公開された国際ヒルクライム参戦マシン、『ID.Rパイクスピーク』の進化系だ。カーボンファイバー製ボディに、2個のモーターを搭載、最高出力680psを発揮。車重1100kg以下の軽量ボディにより0-100km/h加速は2.25秒のパフォーマンスを誇る。

今回ニュルブルクリンクに持ち込まれたのは2台のプロトタイプで、テストドライバーには2018年パイクスピーク2018の決勝レースを走り、初めて8分を切る7分57秒148の新記録で優勝したRomain Dumas(ロマン・デュマ)が着座、いきなり本気モードとなった。

現在、ニュルブルクリンク北コースにおけるEV最速レコードは、中国上海に本拠を置くEVメーカー、NIOの『NIO EP9』が2017年に叩き出した6分45秒900だ。ID.Rは、その記録更新を狙う。この日は記録を破ることはなかったが、ロマン・デュマ氏は「初走行としては合格点。良い点はたくさんあったが、改善すべきものもある」と語っており、VWではこの日の結果を分析、年内にさらなるテストを実地する予定だという。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 3分で20万台受注!? シャオミの市販車第二弾『YU7』にSNSも大注目!「日系EVとは爆発力が違う」の声も
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る